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特定技能外国人管理サービス「SMILEVISA」活用、介護業界の課題解決へ

Techable / 2023年6月7日 20時0分

特定技能外国人を受け入れる企業を対象に、特定技能外国人管理システムの提供を行う株式会社CROSLAN(以下、CROSLAN)と、介護事業所向け福祉用具・サービスを行う株式会社豊通オールライフが業務提携の基本合意を締結したことを発表しました。

両社は特定技能外国人管理サービス「SMILEVISA」を活用することにより、介護業界の課題解決を図ります。

介護業界と特定技能外国人の双方にメリットを

近年の特定技能外国人の急激な増加に伴い、受入れ企業側の管理費の負担増加や、コンプライアンス向上の観点より管理委託から自社支援に切り替える企業が増加傾向にあります。

特に介護業界において、人材不足や特定技能外国人の管理費増大の課題が深刻となっており、その課題を双方向から解決するという目的のもと、今回の基本合意の締結に至りました。

豊通オールライフは、特定技能外国人の受入れに関する課題を持つ介護業界の受入れ企業に対しヒアリングを行い、「SMILEVISA」を使った解決方法を提案。介護・医療業界における課題を解消し、介護業界と特定技能外国人の双方にメリットのある環境を作り出すことを目指します。

特定技能外国人の情報をオンライン管理

「SMILEVISA」は、2019年4月にできた新しい在留資格「特定技能」に関して、受け入れ要件判定、書類作成の自動化、自動翻訳機能、受け入れ以降の管理業務、定期報告や帳票データをオンラインで管理できるサービス。

表示される質問に答えていくだけで簡単に申請書類が出力できるなど、シンプルで機能性が高く、操作が簡単であることが特徴です。

 

定期面談関連の情報もデジタル化

特定技能外国人を受け入れている企業は、四半期に1度必ず定期報告を出入国在留管理庁へ行う必要があります。

「SMILEVISA」では質問に答えるだけで報告に必要な書類が自動的に作成され、その他の必要書類についてもガイドが表示され迷わず報告が可能。雇用条件書や支援計画など、申請書類には母国語での記載が求められるものがありますが、同サービスは12か国語に対応しており、翻訳も自動で出力されます。

また定期面談についても、これまでアナログで記入していた書類が全てシステム上でデジタル出力可能。PC1台があれば、記入から出力まで一気に行うことができます。

介護業界の深刻な人材不足の解消に

受入れ企業が特定技能外国人管理クラウドサービスを導入し、自社支援によって管理費の大幅なコストカットを実現することで、受入れ企業はより多くの介護人材を雇用することが可能となり、深刻な人材不足の解消が期待されます。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000087020.html

「SMILEVISA」公式サイト:https://www.smilevisa.jp/

(文・S.Inosita)

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