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江戸時代の浮世絵を鑑賞できるメタバース「浮世絵美術館」、第一弾“風景画エリア”公開

Techable / 2023年6月9日 17時0分

株式会社伊場仙と、Edoverse株式会社が共同で手掛けるメタバース空間「浮世絵美術館」が2023年6月1日にオープン。今回は第一弾として、風景画エリアがオープンしました。

スマートフォン端末もしくはPC端末から無料で入場できます。

立体的で美しい江戸の空間を表現

浮世絵美術館は、インターネット上のウェブサイトに構築された3Dの美術館。ゲームエンジン「Unreal Engine5」を使用して、立体的で美しい江戸の空間を表現しています。

同空間では、来場者が江戸時代の浮世絵を自由に鑑賞したり、アバターに話しかけたりすることが可能です。今後は浮世絵NFTの販売を予定しています。

「浮世絵美術館」で鑑賞してみた

【浮世絵美術館】

6月1日よりオープン🎉

江戸時代から続く伝統的な扇子の老舗「伊場仙」と江戸バースが、浮世絵美術館をメタバースでついに実現。

今回は第一弾として、風景画エリアがオープンいたします。館内では、UnrealEngine5を使用した、立体的で美しい江戸の空間をお楽しみいただけます。 pic.twitter.com/8sSq2Oqlxo

— Edoverse株式会社_公式 (@Edoverse_japan) May 31, 2023

実際に浮世絵美術館にログインして、今回第一弾として公開された風景画エリアを鑑賞してみました。

メタバース内に入ると、大きな扇子と、絵の描かれた襖が並ぶ空間が現れます。襖の一つを開けると、そこには浮世絵の風景画が並んだエリアが。

風景画エリアでは、江戸時代後期の浮世絵師であり、日本を代表する浮世絵師の一人とされる歌川広重の風景画を鑑賞できました。

空間内に飾られている風景画をクリックすると絵が画面上に大きく表示され、繊細な筆致や色彩感覚をじっくりと楽しめます。

今後は歌舞伎、風刺画エリアも展開

株式会社伊場仙は、江戸時代から続く伝統的な扇子の老舗です。江戸後期に団扇を手掛けるようになり、初代・歌川豊国、歌川国芳、 歌川広重など人気絵師の版元になり、浮世絵を団扇に刷り込んで 販売し、人気を博しました。

一方、Edoverse株式会は、Edoverse Foundationが開発・運営する江戸のメタバース「Edoverse(江戸バース)」のマーケティング・コンサルテーション業務を担当する企業。

今後、両社は浮世絵美術館にて、歌舞伎、風刺画、武者絵、春画の各エリアを順々にオープンするとのことです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000082831.html

浮世絵美術館 公式URL:https://ukiyoe.edoverse.io

(文・Haruka Isobe)

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