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土地検索アプリ「ランディ」、建築・不動産領域の複雑な質問に回答できるAIチャットボット搭載へ

Techable / 2023年8月31日 22時0分

不動産テックサービスを提供するFREEDOM X株式会社は、注文建築用の土地探しに特化した検索アプリ「ランディ」に、 ChatGPTを活用したAIチャットボットを2023年10月頃より搭載します。

また将来的には、ユーザーの利便性向上と、顧客企業の契約率向上を実現する提案型AIに進化させる予定です。

事業者向け「ランディPRO」と顧客向け「ランディ」

FREEDOM X株式会社は、注文建築の土地を探している顧客の対応におけるSaaS型の営業支援システム「ランディPRO」を独自開発。2019年11月よりハウスメーカーなどへ提供しています。

「ランディPRO」では、確度の高い土地を即提案可能。物件情報収集や重複物件の名寄せなどを自動化し、Googleマップ上で物件情報を表示したり、建築可能な床面積で検索したりできます。

また、土地を探している顧客向けの土地検索アプリ「ランディ」も提供中。一般公開されていない“非公開物件情報”を含む物件情報を閲覧でき、面積や予算、駅などからの候補表示、コストの可視化などが可能です。

同アプリは全機能無料ですが、すべての機能を利用するには、「ランディPRO」導入店へ出向き、アカウント連携をしなければなりません。

「ランディPRO」導入店では、確度の高い顧客の来店を見込めるとともに、店舗・顧客双方で情報を検索することで、検討期間短縮が期待できるといいます。

不動産・建築の疑問をすぐに解消するAIチャットボット

今回FREEDOM X株式会社は、「ランディ」にChatGPTを活用したAIチャットボットを搭載すると発表しました。

このAIチャットボットは、過去のナレッジからの回答や、建築・不動産領域の複雑な質問・最新の質問への回答が可能。顧客は土地探しをしながら、土地探しからの注文建築を検討する際に頻発する不動産や建築の疑問をリアルタイムに解消することができます。

対話型AI・提案型AIの提供へ

FREEDOM X株式会社は今後、個人の価値観に基づいた質問にも対応し、注文建築を検討するうえでの「考えを整理するための抽象的な質問」に回答する対話型AIの提供に向けて開発を進める方針です。

また、顧客の「ランディ」利用状況を分析し、顧客に対して最適な問いかけをチャットボットから能動的に発信できるような提案型AIも開発する予定です。

さらに、「ランディPRO」の顧客企業に向けて利便性を高め、契約率を向上させるような営業支援が可能なAIチャットボットに進化させることも目指すといいます。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000075199.html

FREEDOM X株式会社 公式サイト:https://freedom-x.co.jp/

(文・Higuchi)

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