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インド拠点の日系企業、市場への影響力が高いZ世代コミュニティと共創。日本ブランド認知拡大へ

Techable / 2023年9月22日 8時0分

急速な発展を遂げているインド市場において日系企業の進出が増加している昨今。

一方で、日系企業は市場フェーズやカルチャーギャップの大きいインド市場において、デジタルコミュニケーション施策に対する課題に直面している。

そんななか、インド発デジタルブランディング・マーケティング支援を行うSTORYTELLING CONSULTING LLP(以下、ストーリーテリング)は、2023年7月に Z世代を中心とした150万人規模のコミュニティの運営団体Things2do(以下、Things2do)と業務提携すると発表した。

今後はインド市場における日系ブランドのさらなる認知拡大に向け、貢献していく方針だ。

市場への影響力が高いZ世代コミュニティと共創

2019年設立のストーリーテリングは、インド・グルガオンを本社に置く日系企業。企業のビジネスにおける強みを理解し、それぞれのユニークなストーリーを世に送り出すことをミッションとしている。

現地における市場調査をもとに、ローカライズされたデジタルブランディング、デジタルマーケティング戦略を通じて、企業の持続的な成長を支援している。

2023年に世界最大人口となったインドのトレンドを生み出す“オピニオンリーダー”であるZ世代は、インドにおけるデジタルキャンペーンにおいて重要な役割を果たすとして、ストーリーテリングではZ世代コミュニティを運営するThings2doとの協業を2021年より進めてきた。

今回の業務提携を通じて、Things2doが持つグローバルトレンドに敏感で市場への影響力が高いZ世代コミュニティと共創することで、インドの高度な文脈に向け、日本ブランドのデジタルブランディング・マーケティング戦略の提供を実現するという。

共感から繋がりを見出すZ世代

Z世代は、自分自身とブランドに「在りたい姿」を重ね、共感から繋がりを見出し、ブランドと感情レベルで繋がった体験を経て、SNS上でコミュニティ化していく傾向があるという。

都市部では、インドのZ世代がNetflixやSpotifyを英語視聴するという“デジタル・ネイティブ”特有のグローバルコミュニケーションに富む生活環境がある一方で、エリア別に異なるカルチャーや嗜好が多様に混じり合うインド特有のローカル文脈を大切にしており、複雑なインサイトを保有しているそう。

今回ストーリーテリングが業務提携するThings2doは、Z世代を含む18~45歳を中心に約150万人規模のコミュニティを運営する組織。

ローカル文脈に精通したZ世代・ミレニアム世代で構成される100名ほどのクリエイターが中心となり、エリア別ローカライズコンテンツをインフルエンサー含む自社コミュニティを通したストーリーテリングとの協業により、日本ブランドのブランド認知拡大・エンゲージメント向上に貢献する方針だ。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000111420.html

(文・Haruka Isobe)

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