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海外メーカーが日本へ進出する際の課題とは?マクアケ、国外企業の日本進出を支援するプログラム開始

Techable / 2023年10月8日 10時0分

応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ(以下、マクアケ)は、パートナー企業と連携し、英語圏・中華圏・韓国の各地域のメーカーによるMakuakeでのプロジェクト実施を包括支援する「グローバルオフィシャルパートナープログラム」を開始する。

同社は、これまでにMakuakeを活用した実績をもつ企業のうち8社をパートナーとして選定した。

海外メーカーが日本市場へ進出する際の課題を解決

マクアケは、海外で生まれた新しい商品やサービスを日本のサポーターに届けるべく、2018年に実行者をサポートするキュレーター(※)組織内に海外専任チームを立ち上げた。

2021年には韓国のソウルに拠点を設立し、多くの海外メーカーが「Makuake」を活用して日本市場への進出を実現してきた。

一方、海外メーカーが日本市場へ進出する際の課題として、日本市場に精通したマーケティング担当者が社内にいないことや、フォロー・サポートの対応品質について日本の生活者が求める水準が高く、メーカーの想定している内容とのギャップが生まれやすいことが挙げられていたという。

マクアケはこうした声を踏まえ、これまでMakuakeでプロジェクトを実施し一定の応援購入総額を集めている、もしくはサポーター対応の品質が一定水準に達している全8社の実行者を「グローバルオフィシャルパートナー」として選定し、同プログラムの開始に至った。

※Makuakeでプロジェクトを実施する際、1プロジェクトに1キュレーターが担当としてつく

海外メーカーの日本進出を支援するプログラム

「グローバルオフィシャルパートナープログラム」では、日本市場進出を目指す海外メーカーがMakuakeを活用する際に(包括サポートを希望する場合)、マクアケからそれぞれのメーカーの状況に合うパートナーを紹介する。

海外メーカーはいずれか1社のパートナーをプロジェクトの運営代行事業者とし、Makuakeにプロジェクトを掲載。

パートナー企業は、マクアケのキュレーターの伴走支援を受けながら、プロジェクトページの作成や事前告知などプロジェクト目標達成に向けた各種準備に加え、プロジェクト期間中からリターン配送後までの一連のサポーター対応といった役割を担う。

Brandeepが中華圏メーカー向けパートナーに選定

グローバルオフィシャルパートナープログラムで中華圏メーカー向けパートナーとして選ばれたBrandeep International Co.,Ltd.(以下、Brandeep)は、日本、香港、中国深センを拠点とする海外マーケティングエージェンシー。

今回のプログラムで同社は、中華圏メーカーがMakuakeを活用する際、運営代行事業者として包括サポートを提供する。プロジェクトの運営代行業者として、プロジェクトページの作成や事前告知、プロジェクト期間中からリターン配送後までの一連のサポートを行う役割を担う。

特に初めて日本市場に進出するメーカーや、日本市場に精通した担当者がいない実行者に対し、マクアケの伴走支援を受けながら、円滑なプロジェクト実施とプロジェクト終了後の日本市場での展開につながる実績づくりを支援する方針だ。

なお、そのほかのグローバルオフィシャルパートナーとしては、QB Brothers(英語圏メーカー向け)、TSUMIKI(英語圏メーカー向け)、MadSpace Japan(英語圏・中華圏メーカー向け)、Koki E-Business Co., Ltd.(中華圏メーカー向け)、BAH INTERNATIONAL CO(韓国メーカー向け)、Jabez Japan(韓国メーカー向け)、Seto Works(韓国メーカー向け)が選定されている。

参考元①:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127662.html

参考元②:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000036381.html

(文・Haruka Isobe)

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