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銀行口座を持たない人の格差を埋める。インドネシアのデジタル決済プラットフォーム「OVO」

Techable / 2024年1月11日 18時0分

OVOは、インドネシアの主要なデジタル決済プラットフォームとして登場し、同国における金融取引のあり方を変革している。

インドネシアの主要なデジタル決済プラットフォーム

OVOは、ユーザーにシームレスで便利な財務管理方法を提供するデジタル・ウォレットおよび決済プラットフォーム。

同プラットフォームは、銀行口座を持たない人々の割合が高いインドネシアで、デジタル決済ソリューションに対する需要の高まりに対応するために開発された。

デジタル・ウォレットとその先へ

OVOでは、ユーザーがお金をデジタルで保管し、モバイル決済を行い、提携加盟店と取引を行うことが可能。加えて、請求書支払い、携帯電話のトップアップ、ユーザー間の資金移動などの機能も搭載している。

戦略的パートナーシップと加盟店統合

OVOの重要な成長戦略のひとつとして、さまざまな企業と戦略的パートナーシップを結び、決済サービスを幅広い加盟店プラットフォームに統合することがあげられる。

この統合により、OVOのユーザーはオンライン・オフラインを問わず、食料品から交通機関まで、さまざまな商品やサービスの支払いを行うことが可能だ。

またOVOは、東南アジアで著名な配車サービスであるGrabとの統合により、その利用範囲をさらに拡大した。

OVOはインドネシアでGrabサービスの優先的なデジタル決済方法となり、ユーザーにシームレスな乗車料金の支払い方法を提供し、日常生活でのデジタル取引の導入を促した。

キャッシュバックとリワード

OVOはキャッシュバックとポイントプログラムを採用し、ユーザーのインセンティブを高めることに成功している。

キャッシュバックプロモーションとロイヤルティリワードは、ユーザーにOVOでの取引を選択するよう促し、顧客ロイヤルティを育成し、従来現金に大きく依存していた市場でのデジタル決済の採用を促進している。

インドネシアにおける金融の包括化への貢献

インドネシアにおけるOVOのインパクトのひとつとして、金融包摂への貢献があげられる。

金融取引のためのデジタル・プラットフォームを提供することで、OVOは銀行口座を持たない人々のギャップを埋め、彼らがより効果的にデジタル経済に参加できるようにしている。

参考・引用元:OVO 公式サイト

(文・Techable編集部)

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