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ドバイVUZとHungamaが提携、没入型の独占コンテンツで2億人以上のユーザーへリーチ拡大か

Techable / 2024年6月19日 12時0分

先駆的な没入型ビデオプラットフォーム「VUZ」は5月29日、アジアの大手デジタルエンターテインメント会社Hungamaとの戦略的パートナーシップを発表した。

今回の提携により、コンテンツに対するユーザーのエンゲージの在り方ならびにユーザー同士の交流の在り方を再定義しつつ、2億人以上のユーザーへのリーチを目指している。

VUZは2017年設立、UAEドバイを拠点とする企業。360度視野のシームレスな「テレポート」アプリによって、コンサートやスポーツイベントなどの会場に実際にいるかのようなVR体験を世界中の人に届けることを目指している。

比類なき没入型コンテンツでのリーチ拡大がVUZの狙い

今回のパートナーシップを通じて、VUZは、これまでにない方法で視聴者を魅了し、楽しませる“没入型の独占コンテンツ”の継続的な提供を確保する。

VUZ没入型プラットフォームは、アカデミー授賞式やハリウッドの華やかさ、NBAやF1の躍動感を生き生きと伝えられる。世界各地の有名イベントに加え、リヤドで開催されるMDLBeast Sound Stormといった地元の大規模イベントのライブストリームや、一流クリエイターやセレブリティによるオリジナルコンテンツも提供する予定だ。

VUZの創設者であるKhaled Zaatarah氏は、「このパートナーシップによりリーチを拡大できるだけでなく、アジアとアフリカのユーザーに比類ない没入型体験を提供するというコミットメントも強化される」と述べ、期待を示した。

2社の提携でエンターテイメント業界に革新起こす

HungamaのCEOであるSiddhartha Roy氏も、VUZとの提携について次のようなビジョンを語っている。

「この提携は、ユーザーにエンターテインメント体験を提供するという当社の取り組みにとって大きな飛躍を意味する。Hungamaの広範なリーチとコンテンツにVUZの没入型技術を組み合わせることで、アジア、アフリカ、中東におけるエンターテインメント体験に革新をもたらすだろう」

インドのムンバイに拠点を置くHungama(Hungama Digital Media Entertainment Pvt. Ltd.)は、1999年の設立以来デジタルエンターテイメント業界をリードしてきた企業。より多くの人に豊かなデジタルコンテンツを届けることを目標とする同社は、南アジアを中心にデジタル分野で傑出した業績を上げてきた。

VUZのコンテンツとHungamaのリーチが協力の鍵

デジタルエンターテインメントとソーシャルインタラクションの今後の進化において、重要な節目となった両社のパートナーシップ。

アジアとアフリカのデジタルエンターテインメント分野におけるHungamaの広範なリーチは、VUZのマーケットプレゼンスを拡大し、サブスクリプション数を増やす重要な機会となる。

NBAやWarnerなどの有力団体・企業とのグローバルパートナーシップを活かすことで、VUZは世界中の何百万もの視聴者に自社コンテンツを提供可能だ。VUZは同社のプラットフォームをHungamaの既存の通信パートナーシップに統合し、両社のリーチ拡大と成長を目指す。その先に、ユーザーに比類なき没入型ソーシャル体験へのアクセスを提供することを見据えている。

参考・引用元:
PR Newswire
VUZ
Hungama

(文・せな)

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