元GROUPON社員が作った「歩いて社会貢献」出来るiPhoneアプリ"Causewalker"【本田】

TECH WAVE / 2012年2月21日 11時0分


[読了時間:1分]

歩数画面 2012年2月20日、DiMERS Lab(ダイマーズラボ)株式会社は、歩くことで社会貢献を可能にするiPhoneアプリ「Causewalker」(コーズウォーカー)をリリースした。



 Causewalkerは、加速度センサーを用いた歩数計で歩いた量を記録。利用者は、予め参加表明をしたプロジェクトに、歩数に応じたポイント(1000歩で2円)分の寄付が出来る。プロジェクトの提供主は企業であり、実際の寄付は企業が行うことになる。



 企業自らによるソーシャルメディア(現在はFacebookのみ。今後Twitterにも対応予定)上でのプッシュ型発信ではなく、このアプリを使うことで、プロジェクトに共感したユーザー発信で情報を共有してもらえる。ユーザーは自分が参加したプロジェクトを通じて提供企業も応援することになり、ユーザーとの関係構築の面で企業にとってメリットのある仕組みに仕上げた点が特筆される。 DiMERS Lab代表の長野英章氏は、企業に新しいマーケティング手法を提供することで、NPO/NGOのファンドレイジングの課題を解決したいという想いを持っている。日本にはNPO/NGOの数は4万もあるとも言われ、一説によるとコンビニの数よりも多いそうだ。また、日本では法人による寄付が4900億円に対し、広告宣伝費は5.9兆円の予算規模があるという。Causewalkerの利用を企業のマーケティング(Cause Marketing)の一つに位置づけ、広告宣伝の予算を持ってくることで、DiMERS Labは上記の課題を解決しようとしている。

「寄付白書 2010 Giving Japan2010 要約」日本ファンドレイジング協会

http://jfra.jp/wp/wp-content/uploads/2010/12/summary1.pdf(PDF)

「有力企業の広告宣伝費(2010年度)」日経広告研究所

http://www.nikkei-koken.gr.jp/research/research.php?research=0&recno=552



 今回のリリースではまずアプリのDL数を伸ばす戦略をとり、プロジェクトはCausewalker自身が提供している。同時に企業へもプロジェクト提供の営業活動を始めているところだ。規模の大きい企業では、既にCSRなどで特定の活動をサポートしているだろう。Causewalker向けにそれを適応させることも、また支援先のNPO探しなど全く新規プロジェクトをDiMERS Labと一緒に企画することも受け付けている。

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