いよいよアプリは全ウェブ化の方向か? WebGLで動作するGoogle Earthライクの3Dマップ 【増田(@maskin)真樹】

TECH WAVE / 2012年1月8日 14時0分




screenshot_166



 3Dで地球の表面をグリグリブラウズできるGoogle Earth。iPad/iPhoneでも使用できるが、基本的に欠くプラットフォームでアプリをインストールしないと使えなかった。ところが、フィンランドのNokia社が手がける「Nokia Maps 3D WebGL」は、Google Earthにそっくりでありながら、ウェブブラウザ上でプラグイン不要で動作するのだ。しかも、快適そのものなので、もしかするとアプリは全てウェブブラウザで動作する方向になるのではないかという気持ちにさせられる。

機能的な不自由さは全くなし




 これはTechWaveでも時々紹介するWebGLというグラフィック技術によるもの。要するにWebGLに対応したウェブブラウザは、デバイスのグラフィック機能を余分なソフト不要で最大限に活用できるというもの。



 グラフィック機能はデバイスによって性能が様々なので、どのマシンでも一様に快適かどうかはその機器によって左右されるのだが、ここ数年以内に発売された一般的な(格安ではない)マシンなら問題なく快適に動作するだろう。



screenshot_167

建物の3D化はまだ一部だが十分なクオリティ




 現状では、全てのウェブブラウザに対応しているわけではない(Google ChromeとFirefoxの最新版)ので、WebGLの対応度なども課題となるが、いちいちアプリをインストールすることなく、それと匹敵する機能を利用できる時代がもう目前に迫っていると言っても過言ではないのではないだろうか。



【関連URL】

・Nokia Maps 3D WebGL(beta)

http://maps3d.svc.nokia.com/webgl/

・HTML5とあわせてチェックしておきたい、ブラウザだけで3D表現できる「WebGL」体感デモ各種

http://techwave.jp/archives/51695937.html

・Googleが最新HTML5インタラクティブビデオを公開、ウェブブラウザ上の表現がさらに進化

http://techwave.jp/archives/51662896.html



蛇足:僕はこう思ったッス

アプリが普及したことは、アプリ制作者そのものというよりは、ある意味世界共通仕様のマーケットプレースを利用できるようになったユーザーにメリットがあると言える。ウェブアプリの普及は、アプリ制作者に大きなチャンスを与えるものになると思う。



著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹

 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。codeが書けるジャーナリスト。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら場所に依存せず成功すべき”という信念で全国・世界で活動中。イベントオーガナイザー・DJ・小説家。 大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアップ支援に注力、メール等お待ちしております!
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskin・詳しいプロフィールはこちら





資金調達とバカ者、その1000日後に見えた限界と今後 【ハロ 矢野卓】 @maskin
米IBMが企業のソーシャル化支援サービスを準備中【湯川】
「TECH-TOKYO 」学生が2か月で作ったAndroidアプリ 13作品の投票受付中【増田(@maskin)真樹】
Appleが1月19日にスペシャルイベント告知、教科書版iBookの憶測も 【増田(@maskin)真樹】
「Grow!」が国内正式リリース、ポイントのAmazonギフト交換も開始【増田(@maskin)真樹】

TECH WAVE

トピックスRSS

ランキング