Facebookの次の覇者は中国、インドから?それともグリー、モバゲー、LINE?【湯川】

TECH WAVE / 2012年3月30日 12時30分


[読了時間:6分]



 先日の記事「日本発のスマホアプリ「LINE」が2000万ダウンロード達成 Facebookの次を狙えるか【湯川】」のコメント欄での議論がおもしろい。ポストFacebookともいえるモバイルのコミュニケーションアプリの領域で「中国のWeixinと日本発のLINEが今のところ2強」という意見が出ている。もちろんこの領域の覇権争いはまだ始まったばかり。今後、欧米のIT大手も本気で参入してくるだろうし、日本のソーシャルゲーム大手もこの領域を狙っている。これから相当の激戦が予想されるものの、現時点での有力候補の状況をざっと見てみたい。



 LINEがFacebookの次の覇者?



 ピンとこない人も多いかもしれない。マネタイズをどうするんだ、と思う人もいるだろう。



 ただこれまで覇権を握ってきた企業に対しても、最初は同様の疑問が寄せられたものだ。10年以上前にGoogleが非常に精度のいい検索サービスを出してきたときも、多くの人は「便利なのは分かる。でもトップページにバナー広告を載せずにどうマネタイズするつもりだろう。マネタイズできそうもないサービスが覇権を握ることはない」と考えていた。Facebookに対してもちょっと前まで「Facebookの収益源といってもページの右端に小さく表示される広告がメインだろうから、それほど儲かるはずがない。覇権を取れるわけがない」と考える人が少なからずいた。いや今でもそう考える人がいるかもしれない。



 こうしたこれまでの短いウェブの歴史をみても、利用者が爆発的に増えて社会のインフラ的存在になればマネタイズ手法が後から幾らでもついてくる、ということが分かる。中途半端な普及ならマネタイズなしには生き残れないが、社会のインフラになるようなサービスには必ずマネタイズの仕組みが生まれてくるものだ。LINEも現時点でのマネタイズを急ぐより、長期的視野に立ちユーザー獲得にしばらくは専念すべきなのかもしれない。



 とはいえこの先の未来がどのような形になるのか知りたい人も多いだろう。ずいぶん前に行ったグリーの田中良和氏のインタビューの中で、同氏がFacebookの次の未来について語っている。同氏はFacebookに対して対抗意識はほとんど持っていないのだという。なぜならFacebookの可能性を超える大きな未来が見えているからだ。インタビュー記事の中から関連する部分を再掲してみよう。

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