場づくりも共有→「co-ba library」施工全工程をライブ公開中 【増田(@maskin)真樹】

TECH WAVE / 2012年4月6日 10時0分




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施工開始直前。完成イメージを手にするco-ba仕掛け人 Tsukuruba, Inc.ファウンダーCEO 村上浩輝氏




 東京・渋谷のコワーキングスペース「co-ba」が増床にあわせライブラリを開設する。利用者や支援者らが書籍を持ち込むことができる空間共有型が特徴だが、本日から始まる施工もユニークだ。全行程を常設カメラでライブ配信、塗装などの施工の一部を一部の人に参加できるなどの仕掛けを用意する。

空間の属性や価値を可視化する





 「co-ba」はオープン時にパトロンとして金銭的支援を集うサービス「CAMPFIRE」を利用して大きな成功を納めたが、ライブラリでもCAMPFIREキャンペーンを展開。およそ1日で目標の100万円を達成、現在は170万円超の支援を集めるなど注目を集めている。



 「co-ba」の仕掛け人であるツクルバのファウンダーCEO 村上浩輝氏は「きっかけはコワーキングスペースに用意した黒板や本棚などアナログなコミュニケーションに可能性を感じたからなんです」と語る。



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 「コワーキングスペースは色々なクリエイターが働いていますが、普段は私達が段取りをしないとなかなか接点が生まれないんです。しかし、黒板に書いてあるメッセージを見て出会いが生まれたり、今回みたいに本棚を置いたところ “この本誰のですか? 貸して下さい” というコミュニケーションが生まれたんです。もちろん交流掲示板を設けたり、それをウェブでやることできるのですが、アナログとウェブと良いところをバランス良く組立てていきたいと思ったんですね。



 ただ、ライブラリで本を通してコミュニケーションが生まれるのは どちらかというと “おまけ”。本質はこのco-baならではの利用者の熱気を踏まえたこの空間の属性を可視化したいと思ったんです。 単にデータだけではデザイナーが30%、エンジニアが30%でみたいな話になってしまうんですが、実際はもっと多様で、例えばデザイナーがプログラミング言語の本を読んでいたり、エンジニアが写真集や文芸書を読むケースだってある。そういった、この空間に関与する個の属性を、ある程度の余白を残しつつライブラリという形で目に見えるようにしたかったんです」。



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 そんな「co-ba library」のオープンは5月7日。本日から施工が開始され、リアルタイムでその過程を見ることができるほか、塗装などに参加できる企画も用意するとのこと。また、CAMPFIREでパトロンになると、このライブラリに自分の本を設置できるなどのサービスも得られるので興味のある人は検討してはどうだろうか。



【関連URL】

・co-ba library REALTIME

http://library.co-ba.jp/realtime/

・co-ba library

http://library.co-ba.jp/


・co-baがLibraryプロジェクトをスタート、本を通じて人と知が交流するコワーキングスペースへ【本田】

http://techwave.jp/archives/51735257.html

・東京渋谷のコワーキングスペース「co-ba」体験レポート【増田(@maskin)真樹】

http://techwave.jp/archives/51718599.html

・CAMPFIREのプロジェクトが大成功! オープン前にファンを創ったコワーキングスペース「Co-ba」の”ソーシャル”な志向【本田】

http://techwave.jp/archives/51717017.html



co-ba library from tsukuruba inc. on Vimeo.





蛇足:僕はこう思ったッス

co-baに訪れる度に、雰囲気がどんどん変わっていくのを感じる。ここを利用しているスタートアップからもどんどんサービスが立ち上がり、場としての熱気が目に見えない形で伝わってくるのだ。だから、価値の可視化というco-baライブラリのコンセプトにはとても共感する。きっと、単なる仕事場を越えた価値を生み出すのではないだろうか。それができたら、きっと全国、いや世界に展開できるモデルになり得るだろう。

僕もこの場に本を置きたくて、無理やり愛書であるMITジョン前田氏の「Maeda@Media」を献本させて頂いた。co-ba利用者の方は是非手に取っていただければと思います。


著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹

 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ、emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力し目利きとして定評が生まれつつある。夢は映画作り (宇都宮市在住)
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskin・詳しいプロフィールはこちら





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