ソーシャルが価値を生む、斬新なゲームCGM「KEROCKETS(ケロケッツ)」登場 【増田(@maskin)真樹】

TECH WAVE / 2012年4月11日 14時30分




ゲームプレイ



 「プレイヤーとクリエイターの境界線を無くす」ーー自分を表現するウェブメディアが成熟する中でゲームの世界でもそうしたCGMサービスを生み出したいと考えるワイドテック社は4月11日、ユーザーが手軽にゲームを開発し、ゲーム本体のみならず各種素材も共有できるサービス「KEROCKETS(ケロケッツ)」を公開した。



 ゲームのプレイから制作まで全てウェブ上で使用でき、料金は無料。プログラミング言語などの知識がなくても上の画面のような本格的なゲーム作りが可能。「サウンド制作の知識がない」場合もユーザーが公開する素材を使用するなどコラボレーションで作品作りをすることができる。

ユーザー=クリエイターとの関係が新たな価値を生む





 ワイドテックは、NTTグループの大規模ネットワーク管理システムの開発・運用やモバイル分野での開発実績のある会社で、今回初めて消費者向けサービスを提供することとなった。WEB企画事業部 第1事業部 中村 直介氏は「ゲームを主役にし、作品・作者への好意が自然に伝わるコミュニケーション機能があり、それを通じゲームCGMの世界を活性化させていきたい」と説明する。



「ケロケッツでは、ゲーム本体はもちろん、それにつかう写真やイラストの画像、BGMやSEのファイルを共有することが可能です。サイト内でフォローしたクリエイター=ユーザーが、新しく制作した素材を使用して、また新たなゲームを作ることができます。それを、また共有することでCGMによるゲームの創造性を楽しむことができます。



 開発は、外部のFlashスクリプター6名と社内5人体制で、ゲーム制作の敷居を下げる(簡単に作れる)ことと、自由度を持たせるという二律背反の部分に苦労しつつも、最も注力してきました。ここまで本格的なゲームCGMは世界でも見ないですし、Flashとウェブを連携させたものとしては最高峰の技術だと考えています。まず、これを世界中に広めていきたい」。




 確かに、ゲーム制作ツール郡は、フリーでしかもFlashで動作しているものとは思えないほどの高度かつ柔軟な仕上がりになっている。ツールは2種類あり、アクションRPGなどがつくれる「ケロウェア/スネーク」とスクロール型ゲームなどがつくれる「ケロウェア」と使い分けが可能。



スネーク編集



 こういうゲーム制作ツールは過去にいくつかあったが、やってみるとおもしろくないものも少なくなかった。ところがローンチ直後からリリースされているゲームは “素人感” あふれるわけではなく、実際プレイしてもおもしろいものばかり。同社は、一年間で50〜60万人の会員数を目標としているが、マルチプラットフォーム対応などが実現できれば、ソーシャルxゲーム制作の一大市場を構築できる可能性もある。



 今後は、他社クリエイター発掘サイトとのコラボイベントや、入会キャンペーンをはじめとし
て、ゲーム制作によるイベントを毎月開催する予定とのこと。



【関連URL】

・KEROCKETS(ケロケッツ)

http://www.kerockets.jp/


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