ユーザー1億人の中国Weixinが大幅バージョンアップ グローバル版を「WeChat」に改名しFacebookの次を狙う【湯川】

TECH WAVE / 2012年4月19日 16時30分


[読了時間:2分]



57 中国ネット大手のTencentは、人気モバイルソーシャルアプリWeixinのiPhone向け新バージョン「4.0」をリリースした。サークル機能を追加し親しい友人間での写真共有を可能にするなど、ソーシャル面での大幅バージョンアップとなる。またこのバージョンからは複数言語を搭載したグローバル版を「WeChat」に改名。中国語圏以外のユーザー獲得を目指す。Weixinは昨年末にユーザー5000万人といわれていたが、直近の報道では1億人を超えたと伝えられており、Facebookの次といわれるモバイルソーシャルのグローバルプラットフォーム競争の現時点での最有力候補といえるだろう。







 WeChatのサイトによると、主な機能はボイス・メッセージング、グループチャット、絵文字など。スマートフォンをシェイクすることでユーザー情報を交換する機能もついている。 グローバル版の対応言語は2つの中国語表記、英語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語。世界戦略の本気度がうかがえる。



41



 また写真を日付ごとに整理する「マイアルバム」機能も搭載。







 また仲のいい友人たちとのクローズドなコミュニケーションを楽しめる「サークル」機能を実装した。







 FacebookとリンクすることでFacebookの友人を招待できる。







 自分の現在地を友人に知らせるのも簡単になった。







蛇足:オレはこう思う



 中国ネット企業のことを語っていると「でもしょせんシリコンバレーのモノマネなんでしょ」という人がいる。もちろん1,2年前まで中国のネットサービスってアメリカのモノマネの感じがしたんだけど、ここ最近はそうとも言えないんじゃないか。今回のWeChatの洗練具合って結構イケてるように思うけど、どう?サークル機能なんていいセンスしてると思うんだけど。



 それとPCベースのソーシャル系サービスのモバイル版より、もともとモバイルベースのサービスのほうが断然使い勝手がいい。スマートフォンがPCをはるかに超えるペースで急速に普及しているのを見ると、モバイルベースのソーシャルサービスがPCベースのサービスを抜く日ってそう遠くないように思う。



 今回のグローバル版の名称変更で、中国語圏以外の地域でのWeChatがどの程度普及していくのかが気になるところ。これまで中国語圏はWeixin、それ以外は日本のLINEが強いという感じだったけど、今後形勢はどう変化するのか。LINEはどのように対抗してくるのか。目が離せないなあ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
TECH WAVE

トピックスRSS

ランキング