事業者は百花繚乱、決済・物流が課題ーインドネシアのEC事情1【本田】

TECH WAVE / 2012年6月22日 11時0分


[読了時間:1分]

2012年6月7-8日、インドネシアのジャカルタで開催されたStartup Asia Jakarta(TechInAsia主催)。少し時間が立ってしまったが、今回は同国で最も注目されるECについて。


 インドネシアのECを語る上で最も大きな問題の一つが、決済と物流である。また、オンライン商取引に対する不安が払拭されていないことも、大きな障壁となっている。



 まず決済。クレジットカードはほとんど普及していない。各銀行が独自に用意したオンライン決済サービスは、相互連携がされていない。そのため、EC事業者側はその一つ一つに対応し、実装作業をしていく必要がある。また、取り引きの信頼性を確保するため、エスクローや自社サイトで流通出来るポイント制度や、E-wallet(デジタル通貨)などを事業者が提供しているのが現状。


日本のVCが熱視線を送るTokopedia



 インドネシアでは、スタートアップを始め、多くのEC事業者がしのぎを削る。次回の記事で取り上げる楽天インドネシアを除き、TokobagusMultiply IndonesiaBukalapakなどCtoCサービスが多いのも特徴だ。そして、登壇した企業の中で、日本のVCが熱視線を送っている事業者がある。それがTokopedia(トコペディア)だ。East Venturesに始まり、Cyber Agent Ventures(CAV)、ネットプライスKlab Venturesからの出資を受けている。 Tokopediaは2009年に創業し、個人や中小企業を対象としたCtoCのコマースを行なっている。代表のWilliam Tanuwijaya氏によると、創業当時は、オンラインでのコマースには詐欺への不安など懐疑的な声があったそうだ。それは完全にはなくならないかもしれないが、エスクローサービスを提供することなどで、そういった問題の解決に努めているという。今後の課題はと聞くと、やはり決済などエコシステムの充実との答えが返って来た。


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Tokopedia代表のWilliam Tanuwijaya氏(Photo:Masahiro Honda)




 なお、Tokopediaについての指標は以下に言及がある。

 サービスの主要指標について聞いてみると、Tokopediaの共同創立者であるWilliam Tanuwijayaは、Tokopediaのアクティブな出店者数は1万6390件、訪問者数は月間80万人以上、2012年3月の月間取引総額は99億インドネシアルピア(約8,230万円)にのぼると答えた。
http://www.startup-dating.com/2012/04/tokopedia-netprice-investment/


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