LINEが拓く新たなパラダイム 蛇足:オレはこう思う#LINEjp【湯川】

TECH WAVE / 2012年7月3日 15時30分


[読了時間:2分]



 NHN JapanのLINEカンファレンスを見て個人的な感想というか、つらつら考えていたことを幾つか。



いよいよ本当の「ソーシャル時代」到来



 ソーシャルの時代といわれて久しいけれど、これまでのソーシャルって単にソーシャルの「練習」をしていただけのことなんだなと思う。



 これまで「ソーシャルメディアがマスメディアを超える」とか言われてきたけど、全然そんなことなかった。マスメディアの力ってやっぱりすごかった。マスメディアの力が弱くなってきたといっても、広告主企業にとってマスメディア向け広告予算とソーシャルメディア向けの広告マーケティング予算って、桁がまったく違った。でもそれはある意味正しい判断だと思う。ソーシャルメディアの力って、まだまだたいしたレベルに達していないんだと思う。



 でもそれはソーシャルメディアの普及率が低いから。ソーシャルメディアの本当の力が発揮できるほどソーシャルメディアってこれまでマスにまで普及していなかっただけなんだと思う。

 だってFacebookにしたって、メインのユーザーはアーリーアダプター。Twitterはもう少しユーザー層が幅広いのかもしれないけれど、それでも40代以下の男性ネットユーザーや若い女性が中心。おじんちゃん、おばあちゃんで使っている人を見たことがない。



 LINEはうちのばあちゃんが孫たちとのやりとりに実際に使っている。



 ユーザー数で見れば、LINEも、Facebookも、Twitterも現時点では同じようなものなのかも知んないけど、今後のユーザー数の伸びの可能性が全然違う。LINEは今回KDDIとも提携したし、ドコモとも提携したいといういうことなんで、まだまだ伸びると思う。



 いまでもスマホユーザーの44%がLINEユーザーらしいけど、これがスマホ普及率が9割以上になり(いずれ絶対そうなるだろうし)、スマホユーザーの中のLINEユーザーの割合が6割ぐらいになれば、日本にLINEというソーシャルインフラが誕生することになる。



 このソーシャルインフラが確立して初めて、今まで「ソーシャル時代になれば社会はこう変わる」と予測されていたことが、次々と実現していくのだと思う。情報の流れが変わり、広告、マーケティングが変わるんだと思う。



 あともう1つ思ったのは普及率で見れば、米国におけるFacebookの普及率を、日本におけるLINEの普及率が超えるんじゃないか、ってこと。だってFacebookはまだまだPCベースだけど、LINEはスマホネイティブ。絶対スマホネイティブのほうが有利。そう考えると、ひょっとすると日本って世界一のソーシャル大国になるんじゃないか。社会が大きく変わるような予感が・・・。

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