世界規模の学生技術コンテスト「Imagine Cup(#イマジンカップ) 2012」、社会問題をテーマにシドニーで最終決戦 【増田 @maskin】

TECH WAVE / 2012年7月8日 16時15分





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 米Microsoft 創設者 ビル・ビルゲイツが “学生達に自分のアイディアや技術を発表する場を提供したい” と2003年から定期的に開催されてきた技術コンテスト「
Imagine Cup (イマジンカップ) 2012」。その世界大会が、7月6日よりオーストラリアのシドニーで開催されている。



 コンテストの今年のテーマは社会における「困難な課題を見つけ、ソリューションを考え、IT で解決する」というもの。記念すべき10年目の本会は、世界の180 を超える国と地域で35万人もの学生が参加、その決戦を勝ち抜いたチームが会場に集まり最後に戦いに挑んだ。



 日本からはソフトウェアデザイン部門に東京工業高等専門学校 Coccoloチーム「All Lights! 〜可視光通信による省電力照明システム〜」、ゲームデザイン部門にトライデントコンピュータ専門学校 チームブロッサムの「B-l-o-o-m--*B-l-o-c-k 」、バンタンゲームアカデミー Esperanzaチーム「BLUE FIELD」がシドニー入りしている。

それぞれが抱える問題を、それぞれ解法で導こうとする




 会場はシドニーの観光スポットとしても人気のCockle Bayに隣接する「Sydney Convention and Exhibition Centre」で、主催のマイクロソフトは湾を覆うように大量の「Imagine Cup」の旗を掲げている。そんな会場内はまさに世界の縮図。「世界に出る」とは、そこにいるプレイヤーと協調しながら成長し続けるのだということを、肌で感じられる貴重な体験となった。



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 さまざまな社会的課題や問題を感じたり直面している世界中の国の学生。彼らは「ITで世界を変える」というメッセージに一体となり、時には共に喜び、励ましあいコンテストに挑んだ。



 コンテストは基本的に審査員に対するプレゼンテーションが基本。大きくはソフトウェアデザイン部門とゲーム部門に分かれ、会場内のあらゆるミーティングスペースで同時進行で審査が進められていく。平行して全部門を一箇所に集めた展示会がプレスや学生向けに開催され、決勝ラウンドまで進出すると、展示ブースでの審査が実施されるなど、幾度にも渡る審査により、優勝者が選定されていく仕組みだ。



 マイクロソフト製品を活用するという条件はあるものの、逆に技術やプラットフォームの選択に惑わされることが無いため、ほとんどのプレゼンテーションがテクノロジー解説ではなく、課題設定や目的をどう具体的に実現するかという内容にうまくまとまっている印象。そのためか、プレゼンテーションは各国の社会的背景が色濃く反映されたものだった。



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