鼓動が伝わる新興ビジネスチャット「co-meeting」に驚愕せざるを得なかった 【増田 @maskin】

TECH WAVE / 2012年9月4日 17時0分





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 ビジネスコミュニケーションは多様化の一途を辿っている。



 メール&電話のみならず、FacebookやSkype、LINE、Windows Live メッセンジャー、ChatWorkなどテキストチャットを導入しメモ共有や簡単なコミュニケーションを効率化している人は多い。



 上手に使えば、無駄な会議を無くし、通勤や移動の手間すら無くなる可能性があるが、“ チャットで議論してもまとまらない、会って話すしかないね ” といった具合に、どこか機能的に不十分に感じているのが本当のところ。



 そう、1対1のメモ程度の情報ならいい。しかし、複数の人とチャットをするとなると、伏線が生まれた瞬間に議論は破綻してしまう。声の大きな人が会議を支配してしまいがちなように、テキストチャット議論の枝葉は、理不尽な方向に展開してしまうのが常なのだ。



 ところが、「co-meeting」は違った。そのチャットの場にいる人の全ての発言をリアルタイムに吸収する仕組みで、大きな流れに埋もれにくい構造になっているのだ。タイピングの状況も共有されるため、書き直しや考え直しも相手に伝わり、場合によっては鼓動や心理状態までもがテキストチャットを介して伝わってくるのである。

テレコミュニケーション能力の向上に応えるディスカッションプラットフォーム




 冒頭の画面は、co-meeting 代表取締役CEO 木村篤彦氏と、共同ファウンダーCOO 矢野貴明氏にチャットでインタビューをしている画面だ。一つの質問に対し、二人が同時に回答をしている状態だ。



 文字入力や修正、既に入力した文章の修正、文字の装飾などの作業が目の前で広がってゆく光景は圧巻。誰が何を考え、議論がどっちの方向に進んでいくかがリアルタイムで展開されていくため、まるで脳が彼らと直結していくようなインパクトを受けるのだ。



 つまり、これまでのチャットでは「相手が何かを言ったら、それを受け止め、言葉を返す」という往復書簡的な対話しかなきなかったが、「co-meeting」は思いついた瞬間にタイプすることが許されるのだ。というよりはむしろ、思いついたまま入力することが得意なチャットサービスと言った方がいいだろう。



 だから、1対1よりも複数人での議論やブレインストーミングには最適。その特徴はお二人のコメントでもはっきり理解できる。



「co-meetingは音声と同レベルの会話がテキストでき、テキストだから、途中参加や参加できない人も、すべての会話を見ることができ、会話を遡った、気になる点だけにコメントができ、メールのような長文のやり取りもできる」(矢野氏)



「だれか二人が余談に突っ走ってしまったりしても、その脇の人達が本流を進められたりするのも特徴。議事録なども得意」(木村氏)





 そんなビジネスチャット「co-meeting」は、ビーコン インフォメーション テクノロジーで10年に渡りエンジニアとして活動してきた木村氏が、矢野氏と2011年に立ち上げたスタートアップ企業のプロダクトだ。その技術力の高さはMashup Awards 6で二つの賞を受賞するなど完成度の高さで注目浴び続けているソーシャルメディアクライアント「Crowy」で証明済み。



 2012年4月10日のローンチ後、コアなファンを中心に5000人程のユーザーを集めているが、9月4日、SSL 対応やエクスポート機能が使用できる有償プランの提供を開始し、利用者増に加速をつけたい考えだ。



 有償プランは以下の通りで、チャットにタグ付けや全文検索もできるようになるほか、次期提供となっている“ユーザーライセンス” でアカウント管理機能などが提供される予定だ。



【有償プランについて】

・グループライセンス

 1グループ 5ユーザー 1,500円/月〜

 (グループ単位で購入、作成可能ミーティング数:無制限、登録メンバー数:登録ユーザー数)



・ユーザーライセンス (次期提供予定)

 5ユーザー 3,000円/月〜

(グループ数:無制限、作成可能ミーティング数:無制限、登録メンバー数:登録ユーザー数)



・フリープラン

 無償

 (グループ数:無制限、新規作成可能ミーティング数:20<2012.9.4 11:37訂正>、登録メンバー数:30)



 ※2ヶ月間未使用のグループはミーティングデータを含めて削除させていただきます

 ※既存のco-meetingグループにはこのフリープランが適用可能です。有償プランへのアップグレードも可能



 このアップデートは「規定の計画上の展開」に過ぎず、co-meetingの本領発揮フェーズはまさにこれからだという印象。是非この世界観を体験して頂ければと思う。



【関連URL】

・co-meeting、SSL 対応やエクスポート機能などのビジネス向け機能を強化した有償プランを提供開始!

http://blogjp.co-meeting.com/post/30839873110





蛇足:僕はこう思ったッス

都心や海外のクライアントの仕事を地方在住のまま受けおう僕にとってテレコミュニケーションは生命線。日々あらゆるサービスやプラットフォームを使っているが、正直「co-meeting」には驚いた。もちろん存在は知っていたし、木村氏の技術力の高さには一目を置いていたが、今回の取材で3人チャットを実施してその魅力を最大限に感じることができた。感性の領域である。

それはまるで「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の映画に出てくる、触手がPCに接続してキータイプするような印象。脳との直結だ。



それと、co-meetingを体験して感じたのは「テキストの共同創造」の可能性だ。リアルタイムWikiといったらいいだろうか。現存のWikiよりもWiki的、コラボレーションワークの極地を感じている。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹

 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveの活動タグは創出・スタートアップ・音楽・表現・ミディアム・子ども・日本・世界・共感。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskincoffee-meeting | facebook 詳しいプロフィールはこちら







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