インターネットの検閲や規制に反対、米グーグルが呼び掛け 【増田 @maskin】

TECH WAVE / 2012年11月23日 10時0分





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 相互接続によって国境のない通信網として期待されたインターネット。



 各国、各地域、企業などによる制限により、誰もが自由に情報にアクセスできるとは言い難い状態になっている。



 そんな中、米Googleが “自由で開かれたインターネット環境を支持する” ための呼び掛け「Take Action」を開始した。サイトには、インターネットの問題提起と、署名フォームや支持を表明するためのボタンが用意されている。




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インターネットは誰のもの?




 Googleの主張はこうだ「他者によって管理されるものではない」「インターネットの将来は、利用者や構築・保守している専門家たちの意見を反映させる必要がある」。



 しかし最近では「42 の国で、インターネット コンテンツの検閲が行われ」ており「 2 年間で、オンラインでの表現の自由を脅かす 19 の新法案が世界各地で成立」、さらに「政府や規制当局からなる国際電気通信連合(ITU)が機密扱いで保安を協議」する予定で、そこでは「国をまたがるサービスに関税の支払いを求める案」もあるとGoogleは説明している。



 以下の画像は「Take Action」のページに掲載されているインフォグラフィック(統計情報等を画像化したもの)。これを見ると世界中の人の手により生み出されているWikipediaを筆頭に、写真共有、動画共有など自由なインターネットにより生み出されてきたものの価値を実感できる。



 当然ながら電子メールだって、LINEやFacebookといったコミュニケーション手段だって、自由なインターネットなくしては安心して使うことはできないという事実がある。



 ただ、Googleが「たとえば、インターネット ガバナンス フォーラム(IGF)がある」と言うものの、それがいいのか、誰が立ち上げたどういった場ならいいのか、“自由の先” にも問題があるのは否めない。それを念頭に置いた上で、特定の人がインターネットを管理することに反旗を翻すことは価値のあることのように思える。



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【関連URL】

・Take Action – Google

https://www.google.com/takeaction/



蛇足:僕はこう思ったッス

名前の通り “相互に接続する” ことで世界に広がったインターネット。日本でもたった十数年でライフラインの一つになったのを、感慨深く振りかえる。インターネットは誰のものか? 構築した人、技術を考えた人もいるし、文化やビジネスを作った人もいる、ルーターを設置すれば、ネットの拡大に貢献したともいえると思う。そう考えると、知らない誰かが勝手に制限を決めるということがとても残念なことのように思える。世界にサービスを提供する企業が、国ごとにサービスを制限すのも好きではない。「法律があるんだから仕方がない」「ビジネスがやりにくくなるから仕方がない」という人も多いが、僕は好きではない。

ただ、もちろん「自由だ」といって、努力してきた人の才能や資質、そして収益を奪うだけというのも賛同しがたい。破壊したら、またみんなで復興する、くらいの協調が初めからあるくらいがいい。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹

 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。

メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら








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