たった5分でISBN番号付きの書籍を販売開始できる新サービス「MyISBN」 【増田 @maskin】 #ShootOsaka

TECH WAVE / 2012年11月30日 21時0分





myisbn

 Amazon Kindleや楽天koboの発売、日本でも電子書籍市場が一気に立ち上がりつつある一方で、やはり “紙の本” への憧れはぬぐえない人も多いのではないだろうか。



 紙の本の発行点数は増えその障壁は低くなってきてはいるものの、やはり出版社としても気軽に出版できるものではなく、自費出版となると100万円以上の出費を念頭に置く必要がある。



 そんな中、デザインエッグは2012年11月30日、数千円の初期費用で紙の本を販売できる新サービス「MyISBN」を発表した。原稿データの登録から5分でAmazon.co.jpに陳列・販売が開始され、在庫を持つ必要もないという驚きの内容だ。

Amazon のプリント・オン・デマンド(POD)を活用




 紙の本を流通させるには、出版社としてISBN(国際標準図書番号)を取得し、出版社番号等と組み合わせる形で書籍固有のISBNを付与することが必要となる。



 このISBNの付与する役目は基本的に出版社にあり、かつ出版社として認識されるためには特定の手続きが必要となる上、取次(流通会社)と取引をするにはさらなる難関が待ち受けていると言われている。当然、一般流通経由で書店に配本するとなると、何千という在庫を抱えなくてはならない。



 「MyISBN」は、開発したデザインエッグ社が出版社機能としてISBNを付与する役目を果たし、入稿データをAmazonのプリント・オン・デマンド(POD)に渡すことで、Amazon.co.jp上で紙の本の販売を可能とするサービス。



 AmazonPODは、注文があった際に原稿データを印刷して発送するサービスで、デザインエッグCEO佐田幸宏氏は「200ページくらいで700円のコスト」と説明する。当然ながら在庫リスクはゼロで、実質MyISBNでの登録費用数千円の初期コストだけで紙の書籍を販売できるという仕組み。


 サービスは現在リリースに向け最終的な段階にあるとのことで、2013年明けにはスタートできる見込みだといいう。



【関連URL】

・MyISBN

http://myisbn.in/

・手数料無料、15円から投げ銭できる「Kampa!」 【増田 @maskin】

http://techwave.jp/archives/51758920.html

・株式会社デザインエッグ

http://designegg.co.jp/

・Shoot from Osaka(n) vol.3 ~ 大阪近郊で作られているIT系のサービス・商品をアピールするイベント ~ | 大阪のコワーキングスペース : Osakan Space (オオサカンスペース) : 本町駅すぐ御堂筋沿い

http://www.osakan-space.com/events/2271

・ 関西にスタートアップの息吹! 4/13「Osakan Space」(大阪)でイベント開催 【増田(@maskin)真樹】

http://techwave.jp/archives/51738209.html



蛇足:僕はこう思ったッス

大阪ピッチイベント「Shooot from Osaka(n)」での注目サービスとして紹介。10社のプレゼンはどれも興味深いものだった。「東京にこないんですか?」というゲストからの質問に対し、大阪で稼げるサービスをやってみたいという声が大半で、みんなタフにマネタイズありきのサービスを創造しようとしているところがとてもよかった。MyISBNのデザインエッグさんは、vol2で「kampa!」という画期的なアイディアを披露している。こういった小粒ながら突き抜けているサービスをスケールさせる術を提供すべく模索したいと思った次第。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹

 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。地方から全国、世界へを体現中。


メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら








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