3Dプリンターってもんが起こすであろう革命と現在の3Dプリンターの限界、そしてもっと知るべきCNCのチカラ【岩佐琢磨 @Cerevo】

TECH WAVE / 2012年12月12日 11時30分




@maskin 僕はこう思ったッス

TechWave副編集長の増田真樹ッス。自分は、インターネット黎明期にTCP/IP組み込み型の機器マーケティングなどを活動を経て、当時から「リアルxインターネット」の世界を追求する活動をしてきました。ただ、ハードの世界は敷居が高い。当時一緒に活動してきた人がガラケーのネット接続OSや小型デバイスを開発しつつも、そのすごさを適切に一般の人に知らせることは一筋縄ではいかなかったというのが正直なところ。じっくりじっくり、ハードxITの世界の人達をステージに上げたいという思いがあったわけです。(イベントなどの活動は2013年に準備中であった)



そんな中、クリス・アンダーソン著の「Makers 21世紀の産業革命が始まる」が絶妙のタイミングでヒット。ウェブデザイナーからIT系企業経営者まで「ハードだ!」と夢中になっているのを複雑な思いで歓迎した。確かにこの十数年でハードスタートアップにおける環境は著しく向上している。十数年前、数十万~数百万していた初期コストは劇的に低減している。ただ、それ以上の難しさと、そこにチャレンジするだけの意義がハードxITの分野にはある。


そこで、スタートアップのモノづくりを自ら実践する起業家であり優秀な語り部である株式会社Cerevoの代表取締役 岩佐琢磨さんに登場いただいた。3Dプリンターの限界と、ハード作りの現実などを当事者のリアルな視点で語っているので是非ご一読いただきたい。



[元記事] 3Dプリンターってもんが起こすであろう革命と現在の3Dプリンターの限界、そしてもっと知るべきCNCのチカラ



3Dプリンタが革命を起こすのは10年以上...贔屓目に見ても5年以上先



クリス・アンダーソン(以下、クリス)が書いたMAKERSって本はモノづくりベンチャーをいい意味でバズらせてくれたので感謝しきりなのだが、3Dプリンターを悪い意味でバズらせてくれたことについては閉口する。もっとも、クリスは100%完璧に正しいことを言っていて、読み手とそれを取り上げるメディアが曲解して悪い方向にいっているだけなのでクリスに罪はないのだが。



あの本に書いてあった3Dプリンターについての記述をまとめるとこうだ


3Dプリンターというすごいテクノロジーが出てきて、ここ数年で急速に進化している。今はまだ特定の用途にしか使えない特定業務用の技術だが、数年後〜十数年後に驚くような進化を遂げるだろうと予測される。そうなれば、第2の産業革命が起きるやもしれない。
 3Dプリンターの技術革新はすごい。ほんの25年前は何十万円もした高性能なx86プロセッサーの数千倍もの性能のx86プロセッサーが今2万円ぐらいで買える時代となったように、この進化が止まらなければ25年後に第2の産業革命が起きている可能性はとっても高い。だが、2012年の今、3Dプリンターが産業革命を起こそうとしているかというと、それはNOだ。Completely NOだ。今日の3Dプリンターは、2400bpsのインターネット通信に成功したのをみて、数年内には世界中の人がFacebookでつながる!的なことを言っているようバズりかたをしているといっていい。


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