僕がファッションアプリ「iqon(アイコン)」に期待する理由【湯川】#appex

TECH WAVE / 2013年2月20日 18時30分


[読了時間:2分]



IQON



 最近アジアに出かけることが多いのだが、日本のファッションやアニメなどの文化こそがこれからの日本が世界に誇れるものになるんじゃないかと思っている。なのでアプリ博の初日の展示をざっと見て回って一番気になったが、VASILYが運営するファッションコーディネートアプリ「iqon(アイコン)」だった。



 アプリを立ち上げると、数多くのコーディネートを見ることができる。米国の画像貼り付け共有サービス「pinterest」のファンション版アプリといったら、使ったことのないネット系ユーザーには分かりやすいかもしれない。 簡単な登録を済ませると、「人気のコーデ」を見ることができる。帽子や服、靴、バックなどのコーディネートが一枚のページに収められている。個々のアイテムをタップすると、写真が大きく表示される。zozotownなどファッション系ECサイトと連動しているので、その場でそのアイテムを購入することも可能。こうした「コーデ」は、一般ユーザーが作成、投稿するそうで、毎月1000以上の「コーデ」投稿を無料で見ることができるそうだ。



 これを眺めているだけで、トレンドをキャッチできそう。



 アジアでは日本のファッション雑誌が人気のようだが、iqonを眺めているだけで、より旬な日本のファッション情報が手に入るはず。



 ひょっとすると既にアジアで爆発的な人気何じゃないのか?VASILY代表取締役の金山裕樹さんに話を聞いてみた。



 金山さんからは「いや、あと2,3年は日本市場に専念したいです」という意外な答えが返ってきた。



 金山さんは言う。「理由は2つあります。1つは、日本国内にファッションで、これはというソーシャルメディアがまだない、と僕らは考えています。まずは国内のぶっちぎりのトップになりたいんです」。「もう1つの理由は、アジアの購買力がまだ低く、アジアの若者にとっては日本の商品が高過ぎるということ。でもあと2,3年もすればアジアの購買力が上がってくることは間違いない。だから2,3年後に焦点を当てているんです」。



 ではその2,3年の間に何をすべきなのだろうか。



ユーザーの8割は「オンラインで服は買いたくない」





 これまでファッション業界にとってファッション雑誌の存在は大きかった。雑誌が、消費者の購買意欲を喚起してきた。ところが雑誌は、若い女性のライフスタイルから外れ始めた。ファッションの情報は街に出かけて得るしかない。ぽっかりと穴が開いた状態だ。

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