世界の気象機関でもエルニーニョ発生を予測

tenki.jp / 2014年4月14日 16時22分

日本の気象庁だけでなく、各国の気象機関でもこの夏はエルニーニョ発生の可能性が高いと予測。エルニーニョ現象が発生すると日本付近では冷夏になる傾向があります。

米国海洋大気庁ホームページより引用 一部加工

米国海洋大気庁ホームページより引用 一部加工

日本の気象庁は今月10日にこの夏は5年ぶりに「エルニーニョ現象」が発生する可能性が高いとの見通しを出しています。(下記リンク tenkiニュース参照)
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての海面水温が平年より高くなり、その状態が1年ほど続く現象です。(日本の気象庁の定義では「海面水温の基準値との差の5ヶ月移動平均値が6ヶ月以上続けてプラス0.5度以上」となる場合とされています。)
エルニーニョ現象が発生すると、太平洋赤道域の東部の海面水温が上昇する一方で、太平洋熱帯域の西部では海面水温が低下して対流活動が不活発になります。このため、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱くなり、日本の夏の天候は「低温、多雨、寡照(日照時間が少ない)」傾向があります。
前回のエルニーニョが発生したのは5年前の2009年。この夏は多くの地域で梅雨明けが遅れ、西日本から北日本で広く日照不足となりました。


米国海洋大気庁 エルニーニョ発生は50%以上の確率

米国海洋大気庁が各国の気象機関が予測したものをまとめています(上の図)。いずれの予測でも、夏から秋にかけて太平洋赤道域の東部の海面水温は高くなる見通しとなっています。(図の横軸「JAS(7月・8月・9月)」あたりではほとんどでプラス。)
米国海洋大気庁は、「まだ海面温度がどれくらい上昇するかはっきりしないが、エルニーニョは50%以上の確率で発生する」と見込んでいます。

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