真夏日地点数、5月の過去最多を記録した理由

tenki.jp / 2014年5月30日 22時56分

30日は全国的に暑く、真夏日地点数は全国の約3割にあたる266地点に。アメダスの整備が進んだ1978年以降では5月としては最も多くなりました(日本気象協会調べ)。29日は札幌で約半世紀ぶりに5月の真夏日。5月の真夏日続出は、西からと南からの2通りの暖気の流れ込みが原因と考えられます。

日本へ2通りの暖気の流れ込み

日本へ2通りの暖気の流れ込み


【暑さの原因①】東南アジア由来の暖気が南から流入 土日は全国で今年初の猛暑日か

日本付近には南から暖気が流れ込んでいます。上空1500メートル付近で6月下旬から7月上旬並みの暖気です。30日は暖かい空気に覆われた上に、九州から東北で日照時間が10時間以上とよく晴れたため、広範囲で7月並みの暑さに。最高気温が30度以上の真夏日が続出しました。
南よりの風が暖気を北へと押し上げ、土日も暑さが続きます。30日に全国一の暑さだった大分県の日田(最高気温34度3分)は、31日の予想最高気温が35度。全国で今年初めて猛暑日になるかもしれません。こまめに水分や休憩をとって、熱中症にならないように気をつけましょう。
この暑さは、来週は関東から西でいったん落ち着く所が多いでしょう。九州から近畿では火曜日ごろから雨の降る所が多く、真夏日から解放されそうです。東海や関東も週の半ばごろから雲が広がり、幾分ホッとできそうです。


【暑さの原因②】東アジア由来の暖気が西から流入 来週は北海道で真夏日増加か

暑さの原因①は暑くなる正統派パターンですが、暑さの原因②は少し珍しいパターン。西から暖気が流れ込み、29日は北海道各地で早い真夏日、30日もオホーツク海側で真夏日が続きました。
今、東アジアがかなり高温になっています。中国の北京では29日に最高気温が40度を超え、30日も35度に迫る暑さ。「大規模な熱波」とも報道されているようです。
東アジア由来の暖気が、来週火曜日ごろから、北海道や東北へ再び流れ込む見込みです。真夏日になる所は29日より多い見込みで、より広い範囲で体にこたえる暑さになりそうです。体調の管理を万全にしましょう。

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