風でわかる翌日の天気

tenki.jp / 2014年8月11日 23時5分

11日に開幕した夏の甲子園。この球場に吹く風で翌日の天気がわかることがあります。それは甲子園名物「浜風」。この時期に浜風が吹く場合は翌日は「晴天」となります。


夏の甲子園開幕 早々に荒れ模様

11日に開幕した夏の甲子園。本来は9日に開会式を迎える予定でしたが、台風11号の影響で2日順延に。開会式が順延になるのは54年ぶり3回目で、開幕日から2日連続での順延は史上初のことでした。開幕前から天気は荒れ模様に。11日の開幕戦は大勢の観客がつめかけましたが、このあとは選手のプレーだけでなく、風にも注目を。


浜風のメカニズム

冒頭で、浜風が吹く場合は翌日は「晴天」となりますと書きましたが、まず浜風とは大阪湾から甲子園球場に吹き込む風を指します(図を参照してください)。この風の吹くメカニズムは晴れた日の日中、日差しによって甲子園周辺の気温が上がると、暖められた空気は軽くなる性質があるので、空高い所へ上昇します。そこへ地上付近で少なくなった空気を補うように、大阪湾から内陸の六甲山地に向かって風が流れ込みます。これが甲子園球場の浜風で、特に夏は強く吹くこともあります。


浜風が吹くと翌日が晴れるわけ

メカニズムの項で、「浜風は晴れた日の日中、日差しによって…」とあります。つまり、浜風が吹いている日は晴れているということです。気圧配置で言えば、昼間に浜風が吹く時は、本州付近が高気圧圏内の時。夏の高気圧は一度本州付近を覆うと、しばらく居座るため、晴れの天気が続きます。ですから浜風が吹けば翌日は晴れるのです。


旗を見てみよう

これまで幾多の名勝負を演出してきた浜風ですが、浜風が吹いているかはバックスクリーン上の旗でわかります。旗がライトからレフト方向になびいている時は浜風が吹いているサイン。翌日が晴れるサインでもあるので、注目してみてください。

tenki.jp

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング