台風16号 関東への影響は

tenki.jp / 2014年9月20日 16時41分

台風16号は23日頃から進路を東よりに変えて、25日頃にかけて九州から本州に接近する恐れ。関東は、今のところ25日頃に影響を受けそう。ただ、予報円は大きく、予想進路や速度に幅があります。必ず最新の台風情報を確認してください。

台風16号の予想進路図(20日15時現在)※24日、25日の予報円は加筆

台風16号の予想進路図(20日15時現在)※24日、25日の予報円は加筆


来週後半は関東も要注意

20日15時現在、台風16号はバシー海峡を15キロの速さで北上中。このあともしばらくノロノロと北上を続ける見込みです。23日ごろからは進路を東よりに変え、24日から25日頃にかけて九州から本州に接近する恐れがあります。関東が台風の影響を受けるのは、今のところ25日頃です。ただ、上の台風進路図を見ると、25日15時の予報円はとても大きくなっています。台風の進む方向や速度に幅があるということです。
予報円については、実はよく分からないという方も多いようですので、改めて確認しますと、まず、予報円は台風の中心が到達されると予想される範囲のことです。台風の大きさではありませんので、予報円がだんだん大きくなるからといって、台風が巨大化するわけではありません。台風の中心が予報円に入る確率は70%です。また、台風の中心は必ずしも予報円の中心を結ぶ線に沿って進むわけではありません。予報円のもっとも北や南、もっとも西や東に進む可能性もあるのです。
これをふまえて25日15時の予報円を取り出してみますと、

台風16号 25日15時の予報円

台風16号 25日15時の予報円

まず、台風の進行方向に注目します(図のピンク色)。台風が予報円のもっとも北を進んだ場合、台風の中心は日本海へ。一方、もっとも南を進んだ場合は四国や紀伊半島の南海上に達します。もちろん九州や四国、本州に上陸するおそれもあり、かなり幅があることが分かります。
次に、台風のスピードに注目します(図のオレンジ色)。台風のスピードが遅い場合は25日15時の時点でまだ九州付近です。一方、スピードが速い場合は同じ時間に関東付近に予想されます。つまり、関東では、25日に台風の影響をほとんど受けていない可能性もあれば、強い風雨のピークに達している可能性もあるのです。

今は動きの遅い16号ですが、東よりに進路を変えた途端、上空の西風に乗ってスピードが速くなる可能性があります。まだ遠いと思って油断していると、対策をとる前に急に雨や風が強まってしまう場合も。来週は最新の台風情報をこまめにチェックして、早め早めに対策をとりましょう。

tenki.jp

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング