子宮頸がんの予防を 大学生などが新潟駅で呼びかけ “ワクチン接種を検討して” 《新潟》
TeNYテレビ新潟 / 2024年6月28日 19時38分
年間約3000人が亡くなっているという子宮頸がん。原因となるウイルス感染を防ぐため、県やボランティアなどがワクチン接種を検討するよう呼びかけました。
28日朝のJR新潟駅。
県の担当者や大学生のボランティアなどがティッシュを配り、HPVワクチンの接種を検討するよう呼びかけました。
年間約3000人が亡くなっているという子宮頸がん。HPVワクチンとは子宮頸がんの原因となるウイルスへの感染を防ぐワクチンで国は、小学6年生から高校1年生相当の女性を対象に定期接種を受けるよう推奨しています。
一方、現在は安全性が確認されているHPVワクチンですが、過去には副反応が相次いだことから国が積極的な接種の呼びかけを控えていた期間があります。
自治体はこの期間に接種できなかった女性を対象に無料で接種できる機会を設けています。
〈県福祉保健部 感染症・薬務課 相馬幸恵参事〉
「子宮頚がんの予防としてワクチンと検診がある。ワクチンの効果とリスクをご理解いただいたうえで接種の判断をしていただきたい」
無料の接種の対象者は1997年4月2日から2008年4月1日までに生まれた女性で期間は来年3月末までです。
3回の接種が必要となるため県はことし9月までに1回目の接種を終えるよう呼びかけています。
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