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特別養護老人ホーム「あわやまの里」などを運営する社会福祉法人が破産手続き開始決定 負債総額は約3億9000万円《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2024年7月4日 17時4分

TeNYテレビ新潟

帝国データバンク新潟支店によりますと、新潟市東区の社会福祉法人健悠会は6月28日に新潟地裁に自己破産を申請し、破産開始手続き決定を受けました。

負債総額は約3億9000万円とみられます。

2007年に新潟市東区の建設業者の関係会社として設立された老人福祉事業者で、2008年に特別養護老人ホーム「あわやまの里」を新築し、運営をスタートしました。

2010年にショートステイ施設、2021年にはリハビリ特化型デイサービスを併設するなど事業領域を拡大、2023年3月期の年収入高は約1億7700万円を計上していました。

しかし同業者との競合や新型コロナ禍を背景に稼働状況は計画を下回り、連続赤字から脱却できず、債務超過が続いていました。

施設の新築時に導入した多額の借入金の返済が重荷になっていたほか、エネルギー・食料品価格などの物価高騰も加わり、厳しい資金繰りが続き、今回の措置となりました。

施設運営は別の社会福祉法人へ譲渡する予定で、その間の事業は継続します。

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