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【新潟水俣病】“なぜ新潟で同じことが” 被害者が訴え 伊藤環境相と懇談2日目

TeNYテレビ新潟 / 2024年7月18日 19時27分

TeNYテレビ新潟

新潟水俣病をめぐり、伊藤環境相は18日も県内の被害者団体と懇談しました。予定より1時間以上延びた懇談。「熊本で確認されたあと、なぜ新潟で同じことが起きたのか」と被害者は国の責任を問う言葉を投げかけました。

17日から県内を訪れている伊藤環境相。

18日は「新潟水俣病患者会」のメンバーと懇談。現在も続く訴訟の原告などが、直接、意見しました。

〈元原告は〉

「大臣に聞きたいのは熊本の公式確認から9年経って新潟で同じことがなぜ起こったのでしょうか。なんとか手を打つ方法はなかったんでしょうか。なかったら私たちは今この場にはいないと思うんです。裁判をすることもないですし」

〈伊藤信太郎 環境相〉

「水俣病の問題が熊本・九州においては公式確認が68年。新潟においては59年。重大な問題として解決してこれなかった。いろんな原因があるけども一番の原因は初動体制がしっかりしていなかった」

当初の予定よりも1時間以上延びた懇談。

その中で被害者が投げかけた言葉。

「熊本で公式確認されてからなぜ新潟で同じことが起こったのか」

懇談のあと、伊藤大臣は次のように述べました。

Q)新潟水俣病は熊本からの9年後の発生ですが、それに対する国の責任について大臣の考えは?

〈伊藤信太郎 環境相〉

「国の責任はあると思います。ただきょう詳細を私が申し上げられないというか申し訳なかったんですけど、熊本についても新潟についてももちろん原因企業の責任はありますけども、同時に国の責任はあると思います」

「国の責任はある」といった伊藤環境相の言葉。環境省は「水俣病問題に国として取り組んでいく責任があるという趣旨だった」と説明しています。

問題解決に向けて環境省は今後、実務者による協議の場を設けるとしています。

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