【台風7号】16日に関東へ接近の見込み 西よりの進路なら新潟県へも影響 《新潟】
TeNYテレビ新潟 / 2024年8月14日 17時31分
発達しながら北上を続けている台風7号は、16日(金)から17日(土)には暴風域をともなって強い勢力で関東など東日本や北日本にかなり接近するおそれがあります。
関東では大荒れの天気となり首都圏の交通機関に影響が出る可能性があります。
気象情報会社のウェザーニューズによりますと、14日午後3時現在、台風7号は小笠原諸島の西を北東に進んでいます。今後は進路を北寄りに変えて発達し、伊豆諸島では15日の後半から、関東の沿岸部では夜から影響が出始める見込みです。
台風7号が西よりの進路をとった場合、新潟県への影響も出てくる可能性があるとして注意が必要ということです。
16日の県内は変わりやすい天気で雨の降るところがあるでしょう。17日は雲に覆われ多くのところで雨が降る見込みです。台風の進路しだいで予報が変わる可能性があります。
大雨や暴風への備えを早めに進めるようにしてください。
今回の台風7号は、太平洋高気圧がどのくらい西に勢力を広げるかによって、その進路に大きく影響が出る見込みです。
太平洋高気圧が西に大きく張り出すと、台風は西よりとなり新潟県に影響が出る可能性があります。
一方で、太平洋高気圧があまり強まらない場合は陸地から離れて台風が通過する可能性があります。
台風と太平洋高気圧は相互作用があるということです。
台風が発達すると太平洋高気圧が勢力を強めるためその結果、西よりに進路が変わることがあります。
西よりに進路を変えてくる場合、新潟県へも影響が出ると考えられます。
一方、JR東日本は台風7号接近の影響で、東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線について16日昼頃から16日夜間にかけて、全区間または一部区間で大幅な遅れや運転をとりやめる可能性があると発表しました。(14日午後4時現在)
東北・山形・秋田新幹線では、この影響が17日昼ごろまで続く見込みです。
この期間を避けて行程の変更など検討してほしいとしています。
今後の気象情報、交通情報にご注意ください。
動画では気象予報士の角田智美さんが解説しています。
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