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東京電力 柏崎刈羽原発の一部廃炉の検討前倒しへ 桜井市長は再稼働を容認する考え 「要請あれば応える」《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2024年8月22日 19時28分

TeNYテレビ新潟

柏崎刈羽原発の再稼働を目指す東京電力の小早川社長は22日、柏崎市の桜井市長に対し、一部の廃炉の検討を前倒しする方針を示しました。これを受け、桜井市長は「再稼働の要請があれば応えられる段階に至った」と再稼働を容認する考えを示しました。

柏崎市の桜井市長のもとを訪れた東京電力の小早川智明社長。

桜井市長が求めていた廃炉に関する考え方について方針を説明しました。

〈東京電力 小早川智明社長〉

「6・7号機再稼働後、2年以内に1~5号機に関して廃炉を含む最適な電源構成の道筋をつけたい」

柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働を目指す東京電力。

桜井市長はこれまで1~5号機のいずれかの廃炉計画を求めていて、東京電力は「6・7号機の再稼働後、5年以内に1基以上について廃炉も想定したステップを踏む」との方針を示していました。

桜井市長はその後、再稼働を認めるにあたり7つの条件を提示。「1機以上の廃炉計画をより一層明確化すること」「県内での再生可能エネルギーの確保に努力すること」などを求めていました。

22日の報告を受け、7つの条件について、ひとつを「さんかく」としたものの、それ以外は「まる」と説明した桜井市長。

面会では次のように述べました。

〈柏崎市 桜井雅浩市長〉

「(7号機の)再稼働の要請がなされた折には、その要請に応えられる段階に至ったということを表明する」

廃炉についてはより明確な計画を示すことを求めた一方、再稼働を容認する考えを示しました。

〈柏崎市 桜井雅浩市長〉

「廃炉を想定したではなく、廃炉を含む最適な電源構成の道筋をつけたいと。この道筋は廃炉計画と同義であると認識していますので、1機以上、廃炉は必ず行っていただく」

一方の小早川社長。

廃炉の計画については次のように繰り返しました。

〈東京電力 小早川智明社長〉

「廃炉の可能性も含めて検討はしていくということを申し上げましたが、ただ現時点でどの号機を廃炉にできるか、どういったものを残せるかはまだ再稼働が実現できていない現段階では何らまだ決められてない状況でございます」

再稼働に向け焦点となっている地元の同意。

桜井市長が「容認」を示した一方、花角知事は避難道路の整備を国に求めるなど慎重な姿勢を見せていて先行きは不透明なままです。

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