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新潟駅の正面に広がる東大通を“人中心の空間”に 車線を減らす?利活用など検討 9月から交通規制の社会実験も 《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2024年8月27日 19時23分

TeNYテレビ新潟

にぎわいの創出へ。JR新潟駅から古町地区までの「にいがた2km」をつなぐ東大通について道路空間の利活用などを検討する会議が開かれました。目指すのは「人中心の空間づくり」です。

新潟駅に向かって伸びる片側1車線の道路。

両側には幅広い歩道が敷かれ、たくさんの人々が行き交っています。

これは東大通が目指すひとつの姿をイメージしたものです。

リニューアルが進みにぎわいを見せる新潟駅。

その正面に広がるのが、全長170メートル幅50メートルの東大通です。

8月26日に開かれた会議。

「(新潟駅から)降りた瞬間に一番のメッセージはあそこから発信される」

東大通の道路空間の活用について専門的な観点から意見をもらい検討しようというものです。

新潟駅から古町までの「にいがた2km」をつなぐ東大通。

オフィスビルが立ち並び平日は多くのサラリーマンなどが行き交いますが、休日は閑散としていることも多いといいます。

にぎわいの創出へ。

新潟市はおととしから社会実験を始めました。

特定の期間に歩道の幅を広げ、テーブルやベンチを設置。さらに、車道を減らし交通量を調査しようというのです。

片側4車線の道路と歩道で構成される東大通。年々交通量は減少傾向にあります。

調査にもとづくシミュレーションでは、片側の4車線のうち3つ減らした場合でも道路は混雑しないといいます。

さらにカフェのような空間を作るとより多くの人が通りを歩くようになりました。

目指すのは人々が歩きたくなるような“人中心の空間づくり”。

26日の会議で委員からは「歩行者が増えることで地域交通の需要の増加につながる」といった期待の声が上がった一方、「インパクトのある歩道にしないと人を呼び込めない」といった意見もあがりました。

〈“東大通検討会議” 座長 岩佐明彦さん〉

「もともと道ですから、そこからいろんなところにつながっていく非常に波及効果も高い場所。新潟ってこういう街なんだなと、街の奥の方に歩き出していきたいなと、そういうような空間を作っていけたらいい」

〈新潟市都市政策部 三富健二郎理事〉

「新潟にお越しいただいたみなさんが“思った通りのいい街だったよね”と言っていただけるように、そういう整備をこれからしなきゃいけない」

東大通では9月28日から10月14日まで片側1車線を規制し、自転車の通行帯として活用する社会実験が行われます。

その成果などを踏まえ、今年度中に再構築に向けた基本方針を作り、その後、設計や整備を進めていくということです。

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