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冬場が旬の加茂湖の“マガキ” 海洋深層水仕込みで通年出荷へ 真夏のカキの味は? 《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2024年8月29日 19時59分

TeNYテレビ新潟

冬場に旬を迎える「マガキ」。佐渡市では海洋深層水を使って1年通して出荷できるよう研究が進んでいます。真夏に水揚げされたカキ、その味は?

食欲をそそる香りが広がります。

佐渡市の加茂湖で養殖されたカキです。

〈試食した人〉

「おいしい!」

本来、加茂湖のカキの水揚げは10月から6月。夏場は産卵のため身がやせてしまうと言いますが、夏真っ盛りの8月26日、水揚げしてみると…

〈加茂湖漁協 山本博文組合長〉

「むいてみてもぷりぷりしてます」

秘密は「海洋深層水」です。

産卵前の2月から4月にかけて加茂湖から水槽へ移動。

水温4度の海洋深層水をかけ流しすることで産卵が抑えられ、栄養を損なわずに済むため夏場の出荷が可能になります。

カキ漁師の夏場の収入を生み出そうというのです。

その味は…

(リポート)

「いただきます。おいしい!味が濃い!」

28日は仲卸業者や市場関係者が真剣に味を確認していました。

〈市場関係者〉

「何もかけないで塩気がある。ぷりぷりしてるね。ミルクの成分も結構あってジューシーでいい方だと思う」

〈仲卸業者〉

「美味しいです。それほど痩せてないし、いいなと思いますね。あとは値段次第」

「食べやすくてミルクの部分もしっかりしてるんで、いいと思います。あとは値段ですよね」

もともと冷たい海洋深層水を使うことで、燃料代は抑えられているものの、今後は価格設定が課題となりそうです。

〈加茂湖漁協 山本博文組合長〉

「(売値と買値の差を)私たちの努力でどれだけ縮めていくことができるか。メンバーを少しでも多くして、いっぱい出荷できるような体制を整えて行ければと思います」

漁協は来年6月からの販売を目指しています。

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