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【台風10号】今後は? 30日にかけ九州横断 その後、西日本で動き鈍る可能性も 荒天が長引く可能性 新潟県へは9月1日以降接近か(29日午後4時55分時点)

TeNYテレビ新潟 / 2024年8月29日 17時24分

TeNYテレビ新潟

台風10号は、30日にかけて九州を横断し、その後、31日にかけて西日本を東へ進む見込みです。

また、西日本と東日本では、30日にかけて“線状降水帯”が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

気象庁の29日午後4時55分の発表によりますと、台風は、30日にかけて九州を横断し、その後、31日にかけて西日本を東へ進む見込みで、動きが遅いため、西日本を中心に長い時間にわたって、猛烈な風や非常に強い風が吹いて大しけが続き、総雨量が多くなる見込みです。

◆新潟県へは……

9月1日以降に接近の可能性があるということです。

予報円が大きいことから、台風の進路には不確実性があり、今後、台風の進路によって新潟県への影響について変わる可能性があるとしています。

予想される進路によって新潟県への影響についても変わる可能性があります。

<台風が太平洋側に進路をとった場合>

新潟県への影響は少ない見込みとかんがえられています。

<北よりのコースに進路をとり新潟県へ接近する場合>

県内では一時的に雨が強まる可能性があります。

<西寄りのコースを取った場合>

雨は降らない可能性も考えられます。

九州では、台風本体の発達した雨雲により、雷を伴った非常に激しい雨が降っている所があり、29日午後3時までの72時間雨量が800ミリを超える記録的な大雨となっている所があります。

また、西日本と東日本太平洋側を中心に台風本体から離れた地域でも、台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、断続的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降っている所があり、記録的な大雨となっている所があります。

◆風の予想

西日本や東日本では31日にかけて、非常に強い風が吹く所があり、九州では29日は猛烈な風が吹く所がある見込みです。

 29日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

  四国地方   23メートル(35メートル)

  九州北部地方 30メートル(45メートル)

  九州南部   30メートル(45メートル)

 30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

  近畿地方   23メートル(35メートル)

  中国地方   23メートル(35メートル)

  四国地方   25メートル(35メートル)

  九州北部地方 25メートル(35メートル)

  九州南部   23メートル(35メートル)

 31日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

  東海地方   20メートル(30メートル)

  近畿地方   20メートル(30メートル)

  中国地方   20メートル(30メートル)

  四国地方   23メートル(35メートル)

◆波の予想

西日本や東日本では31日にかけて、うねりを伴って大しけとなる所があるでしょう。

 29日に予想される波の高さ

  近畿地方    5メートル うねりを伴う  

  四国地方    7メートル うねりを伴う

  九州北部地方  7メートル うねりを伴う 

  九州南部    6メートル うねりを伴う

  奄美地方    6メートル うねりを伴う

 30日に予想される波の高さ

  東海地方    5メートル うねりを伴う  

  近畿地方    6メートル うねりを伴う  

  四国地方    7メートル うねりを伴う

  九州北部地方  7メートル うねりを伴う 

  九州南部    6メートル うねりを伴う

 31日に予想される波の高さ

  東海地方    6メートル うねりを伴う  

  近畿地方    6メートル うねりを伴う  

  四国地方    6メートル うねりを伴う

◆雨の予想

西日本や東日本では30日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

台風の動きが遅いため、その後も大雨が続き、総雨量が多くなるでしょう。

・29日午後6時から30日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  関東甲信地方 250ミリ

  東海地方   300ミリ

  近畿地方   200ミリ

  中国地方   200ミリ

  四国地方   400ミリ

  九州北部地方 300ミリ

  九州南部   150ミリ

・30日午後6時から31日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  関東甲信地方 200ミリ

  東海地方   300ミリ

  近畿地方   300ミリ

  中国地方   150ミリ

  四国地方   400ミリ

  九州北部地方 120ミリ

・31日午後6時から9月1日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  関東甲信地方 200ミリ

  東海地方   400ミリ

  近畿地方   300ミリ

  中国地方   100ミリ

  四国地方   200ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

 

【線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間】

・九州北部地方

 山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県 30日日中にかけて

・四国地方

 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 30日夜にかけて

・東海地方

 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 29日夜から30日午前中にかけて

暴風、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高波に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

気象庁によると九州では29日は、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼び掛けています。

また、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などにも厳重に警戒してください。

 

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