保護ネコが去年の2倍に「飼い主が里親見つけて」 10月にはネコの避妊去勢手術をする施設が開院予定 《新潟》
TeNYテレビ新潟 / 2024年9月3日 19時25分
新潟市動物愛護センターで保護されたネコの数が去年の2倍に増加しています。動物愛護センターは子猫が生まれた場合は飼い主が里親を見つけてほしいと呼びかけています。
か細い声で鳴く子猫。
9月3日、保護されてきたばかりだといいます。
こちらの施設では何らかの理由で保護された動物たちが新しい飼い主が見つかるのを待っています。
「いまこちらには子猫が9匹います」
現在、ネコだけで約60匹。これは去年の2倍ほどの数だといいます。
その背景にあるのが…
〈新潟市動物愛護センター 登坂友一 所長〉
「多頭飼育崩壊、もしくは多頭飼育崩壊に向かっているような現場にわれわれと動物愛護団体が積極的に現場に行きまして」
飼っている動物の数が増えすぎて管理ができなくなってしまう「多頭飼育崩壊」。
新潟市動物愛護センターや動物愛護団体は多頭飼育の現場を訪れ、ネコの保護に力を入れているといいます。
そうしたことなどから保護ネコの数は急増。
こちらの子猫も多頭飼育の現場から保護されました。
〈新潟市動物愛護センター 登坂友一 所長〉
「ひとつの家の中に35匹いた」
また、飼っていたネコが出産し面倒を見られないためこちらの施設に持ち込むケースもあるといいます。
そうした望まない繁殖を防ぐために動物愛護センターと県動物愛護協会はネコの避妊去勢手術をする施設を設置。
10月に開院する「にゃんがたセンタークリニック」です。
費用が出せない世帯で飼われるネコを対象に格安で手術を行うことで多頭飼育や、崩壊を防ぐ目的があります。
獣医の協力を得て週に1回、20匹ほどの手術ができるよう目指しています。
〈新潟市動物愛護センター 登坂友一 所長〉
「不幸なネコや命がこれから増えないようにしていただきたい」
行き場のないネコを増やさないため。動物愛護センターは正しい飼育方法などの講習を行い、保護ネコの飼い主を募集するとともに「子猫が生まれた場合は飼い主が里親を見つけてほしい」と呼びかけています。
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