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新潟のブランド米「魚沼産コシヒカリ」一等米比率は90%超 コシヒカリ県外へ出荷で“品薄感解消”に期待 《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2024年9月12日 19時27分

TeNYテレビ新潟

本格的に新米の出荷が始まります。

十日町市ではブランド米「魚沼産コシヒカリ」の品質検査が行われました。また、県外へ向けたコシヒカリの出荷が12日スタート。米の品薄感の解消に期待が寄せられます。

JA魚沼管内ではコシヒカリの品質検査が9月9日から始まっていて、12日は十日町市で行われています。

職員がコメの形を一粒一粒確認し、測定器を使って水分量を測っていました。

新潟のブランド米、魚沼産コシヒカリ。

去年は猛暑や水不足の影響で1等米の比率が低下しましたが、ことしはコメ農家が“最高の出来”と口をそろえています。

〈JA魚沼 経営管理委員会 柄澤和久会長〉

「昨年は非常にスタートから悪くてどうしようかなということでしたが、ことしは一昨年・さきおととしと同じくらいのスタートかなと」

JA魚沼によると管内では昨年度コシヒカリの1等米比率が14.7パーセントでしたが、今年度は、9月10日時点で90.5パーセントと例年並みだということです。

JA魚沼に出荷されたコシヒカリは9月下旬ごろから店頭に並ぶ予定です。

〈JA魚沼 経営管理委員会 柄澤和久会長〉

「農家の皆さんが本当に良く管理をしていただいたのが大きな要因かなと思う。おいしいおコメを食べて笑顔になっていただければ幸い」

一方、新潟市では県外に向けたコシヒカリの出荷が始まりました。

初日の12日は3つのJAで計231トンが東京・名古屋・大阪方面に向けて出荷されました。

JA全農にいがたによると、県産コシヒカリの1等米比率は9月11日現在で95%以上。収量も平年並みで、シーズンを通して13万トンの出荷を予定しています。

全国的なコメの品薄感が続いていることから去年より出荷を2日早め、今週末にはそれぞれの地域の店頭に新米が並ぶ見込みです。

〈JAの担当者は〉

「日本でも(コメの)生産量は一番多く生産できますので、コシヒカリが出回ることでおそらく店頭でコメが不足する事態は少なからずとも解消されると思っています」

県産コシヒカリの店頭での販売価格は生産コストの増加や需給状況などから去年より1000円ほど高く、5キロ3000円前後を見込んでいるということです。

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