【台風】ダブル台風接近へ 17号は10月1日にかけて東日本に影響のおそれ 18号は10月3日に沖縄に接近か 県内は10月2日に雨の予想も 《新潟》

TeNYテレビ新潟

気象庁によりますと台風１７号は、３０日昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。

台風１７号はその後、小笠原近海から日本の東を北上し、１０月１日にかけて東日本に影響するおそれがあります。

一方、大型で非常に強い台風１８号は、１０月１日にかけて発達しながら北上し、２日には台湾付近へ、その後３日には暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。

新潟県内は３０日、１０月１日は高気圧に覆われるものの、上空の気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。このため雨の降る所があるでしょう。

県内では、台風の直接的な影響はないと予想されていますが、１０月２日は台風の間接的な影響からくもり一時雨となる予報です。

以下、台風の影響を受けるとみられる地域の情報です。

◆雨の予想

小笠原諸島では３０日は、伊豆諸島では１０月１日にかけて、台風周辺や台風本体の暖かく湿った空気が流れ込むため、雷を伴った激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。

１０月１日午前６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、

　　伊豆諸島　　　１００ミリ

　　小笠原諸島　　１００ミリ

また小笠原諸島では３０日は、うねりを伴いしけとなり、台風の発達の程度によっては、警報級の高波となるおそれがあります。

さらに、小笠原諸島では３０日は、非常に強い風が吹く所があるでしょう。

小笠原諸島では３０日は、土砂災害やうねりを伴った高波に注意・警戒し、強風に注意してください。伊豆諸島では１０月１日にかけて、土砂災害に注意・警戒が必要です。

一方、大型で非常に強い台風１８号は、１０月３日には暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。

沖縄地方では、次第に風が強まり、１０月２日は、非常に強い風が吹く所があるでしょう。

・１０月１日に予想される最大風速（最大瞬間風速）

　　沖縄地方　１５メートル　（２５メートル）

・１０月２日に予想される最大風速（最大瞬間風速）

　　沖縄地方　２３メートル　（３５メートル）

１０月１日にかけて、うねりを伴ってしける所があり、２日は大しけとなる所があるでしょう。

・３０日に予想される波の高さ

　　沖縄地方　　５メートル　うねりを伴う

・１０月１日に予想される波の高さ

　　沖縄地方　　５メートル　うねりを伴う

・１０月２日に予想される波の高さ

　　沖縄地方　　６メートル　うねりを伴う

台風の進路や勢力によっては、警報級の大雨や高潮となるおそれもあります。

今後の情報にご注意ください。

（画像：気象庁ホームページより30日午前9時現在の台風進路予想）