【今後の進路は】ダブル台風 １７号と大型で非常に強い１８号 北上続け１７号は１０月１日には関東の東へ １８号は１０月３日頃に沖縄地方へ接近のおそれ 《新潟》

TeNYテレビ新潟

日本列島付近には２つの台風が発生していて、接近の恐れがあります。

まず台風１７号ですが父島の西北西を北上しており、気象庁によると１０月１日は伊豆諸島の東から関東の東を北上する見込みです。（３０日午後４時４１分発表）

小笠原諸島では３０日は、うねりを伴った高波（６メートル予想）に警戒が必要です。

３０日午後３時には父島の西北西約１３０キロにあって、１時間におよそ２５キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は９９８ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２０メートル、最大瞬間風速は３０メートルとなっています。

台風１７号は北上を続け、１０月１日は伊豆諸島の東から関東の東を北上する見込みです。

一方、大型で非常に強い台風１８号は、１０月３日頃は暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。沖縄地方では、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。

台風１８号の進路は不確実で、今後、日本海に停滞する場合、南からの暖かい空気が流れ込むフェーン現象で気温が上昇することも予想されますが、新潟県内への直接的な影響はないと考えられています。１０月に入ると県内は朝晩と日中で、気温差が１０度ほどになる見込みで、今週は服装で調整するのが良さそうです。

大型で非常に強い台風１８号は３０日午後３時時点で、１時間におよそ１０キロの速さで西北西へ進んでいます。

中心の気圧は９３５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートルで、中心から半径１５０キロ以内では、風速２５メートル以上の暴風となっています。

１０月１日にかけて発達しながら南シナ海を西よりへ進み、２日は進路を北よりに変えて台湾付近に進んだ後、３日頃は暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。

沖縄地方では、１０月１日は次第に風が強まり、２日は非常に強い風が吹く所があるでしょう。

◆風の予想

・１０月２日に予想される最大風速（最大瞬間風速）

　　沖縄地方　２３メートル　（３５メートル）

その後も、沖縄地方では、非常に強い風が吹き、暴風となるおそれがあります。

◆波の予想

　３０日に予想される波の高さ

　　沖縄地方　　５メートル　うねりを伴う

　１０月１日に予想される波の高さ

　　沖縄地方　　５メートル　うねりを伴う

　１０月２日に予想される波の高さ

　　沖縄地方　　６メートル　うねりを伴う

　その後も、沖縄地方では、大しけが続くおそれがあります。

沖縄方面へ出かける場合は、今後の気象情報に十分注意してください。

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