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【解説】衆院選をひもとく キーワードは「首相の新潟入りゼロ」「野党共闘の歴史」 《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2024年10月28日 20時2分

TeNYテレビ新潟

今回の衆議院選挙、県内5つある小選挙区は野党が全勝という結果になりました。

県政担当の岡田デスクの解説でお伝えします。

(岡田デスク)

全国の小選挙区で野党の候補が全勝したのは佐賀と新潟の2県のみで全国的にみても新潟での野党の躍進が光りました。

ここからはキーワードをもとに今回の衆院選をひもときたいと思います。

まず1つめが『首相の新潟入りゼロ』、2つめが『野党共闘の歴史』になります。

まず1つめの首相の新潟入りゼロ。

キーワードを物語るシーンをまとめました。

2017年の衆院選では安倍元首相が公示の2日後に新潟入りし選挙区をくまなく回り支持を訴えました。おととしの参院選では最終日に岸田前首相が新潟入りしています。

しかし、今回の衆院選で石破首相の新潟入りはゼロ。劣勢が伝えられていた新潟を後回しせざるを得ない状況にまで逆風が吹いていました。

(斎藤アナ)

接戦の選挙区を優先したということはそれだけ新潟が全国的にみても劣勢だったとも言えそうですね。

(岡田デスク)

はい。そして2つめのキーワードが野党共闘の歴史になります。

(斎藤アナ)

新潟ではこれまで「野党共闘」が力を発揮してきましたが。今回の選挙戦ではどうだったのでしょか。

(岡田デスク)

立憲民主党の候補を共産党が間接的に支援したことで票の上積みにつながりました。

今回の衆院選で立憲民主党と共産党は党本部レベルでは調整がまとらず候補者の一本化を見送りました。

その結果、共産党は前回の衆院選のほぼ倍となる200人を超える候補を全国の小選挙区に擁立しました。対照的に県内では新潟1区のみです。

異例の超短期決戦となり野党間の調整の時間も限られる中で、新潟では野党共闘の歴史をいかし非・自民の票をまとめきったことで野党の躍進につなげました。

(内田アナ)

自民党は5戦全敗。来年夏の参院選にも影響を及ぼしそうですね。

(岡田デスク)

国会議員の数が大きく減る中でどう選挙戦に臨むのか、自民党は重い課題を突き付けられた格好です。

10月27日に投開票が行われた衆院選についてお伝えしました。

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