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【県予算④】県の重要課題「インバウンド」 キャッシュレス導入で誘客を 《新潟》

TeNYテレビ新潟 / 2025年2月12日 19時58分

TeNYテレビ新潟

2月12日に発表された県の新年度予算案。一般会計の総額は1兆2635億円です。長引く物価高への支援のほか、6つの重要課題が掲げられています。そのうちの1つが「インバウンド」です。新規事業に予算が計上されています。

新型コロナ禍前の観光客数を取り戻しつつある県内。この時期にぎわっているのが、外国人客が多く訪れるスノーリゾートです。

〈外国人客〉

「エクセレント!」

「ほとんど外国人。中国語も聞いて…日本語をあまり聞かない」

にぎわいは妙高市のスキー場でも。

〈赤倉観光ホテル 後藤幸泰 統括支配人〉

「妙高に関していえば(インバウンドの)ほぼ100%がオーストラリア人。海外から移住してペンションを始める人もいる」

南半球に位置するオーストラリアは今が夏。赤倉温泉スキー場を訪れる外国人客はほとんどがオーストラリア人です。1年中スキーを楽しむため、たどり着いたのは妙高のパウダースノーでした。しかし、インバウンド客を受け入れる上で大きな課題が。

(記者リポート)

「インバウンド客でにぎわう妙高市。ですが課題となっているのがキャッシュレス化の推進です。バスのような公共交通機関にもその影響が出ています」

スキー場や温泉地をめぐる妙高市の市営バス。料金の支払いは現金のみです。外貨の両替がいらないキャッシュレス決済はインバウンド客が便利な一方、事業者側には導入費用や手数料もかかるのが悩みどころです。

〈外国人客〉

Q)バスの支払いは?

「クレジットカードが使えた方がいいよね」

Q)キャッシュレスは?

「その方が使いやすい」

大型リゾート開発も計画され、世界中から注目を集める妙高市。県は公共交通機関のキャッシュレス化を支援する新規事業として1億6800万円を計上しました。スノーシーズン以外でも誘客を図ります。

〈赤倉観光ホテル 後藤幸泰 統括支配人〉

「インバウンドのお客さまは冬に集中していますので、今後の課題としてはオールシーズンでインバウンドの方も含めて集客ができれば一番いい」

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