大坂なおみ時代の到来確信 海外メディアが賛辞連発「女子テニス界を席捲する存在に」
THE ANSWER / 2021年2月21日 6時43分
■快進撃続ける大坂に、豪メディアは最敬礼「その若さにして4度目の栄冠である」
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝。4大大会は昨年の全米オープンに続く連勝&通算4度目V。これで昨年8月から、2つの試合前棄権を除き公式戦21連勝とした。圧巻の強さで頂点に立った大坂に対し、海外メディアも最大限の賛辞を送っている。
大坂がメルボルンの地で確かな成長を見せた。ミスが続く場面でも冷静にプレーを続け、メンタルを乱さなかった。我慢比べのようだった第1セットを先取すると、第2セットでは持ち前の力強さを前面に押し出してペースをつかんだ。第2セットで先にブレークするなど、4ゲームを連取。粘るブレイディを跳ね返し、勝ち切った。
時代の到来を予感させる4大大会2連勝。米紙「USAトゥデー」では「数年前までは、ナオミ・オオサカはグランドスラムで優勝する可能性のあるヤングスターたちの一人過ぎなかった。しかし、今回の全豪オープンに勝利し、グランドスラム4勝目を挙げたことで、女子テニス界の支配者になったことに何も疑いはない」と貫録を増す23歳の堂々たる戦いぶりに最敬礼している。
同様に米放送局「CNN」も「第1セットは拮抗して良い勝負の決勝になったが、オオサカは経験値の高さを見せつけて、6-4、6-3で勝利。1時間半だった。両者の素晴らしいショットはチケットを手に入れた幸運な人々を魅了した」と名勝負を振り返り、そして「オオサカは23歳にして4度目のグランドスラムのタイトルを獲得した。今後女子テニス界を席巻する存在になるだろう」と大坂の輝かしい未来を確信しているようだ。
またオーストラリア公共放送「ABCニュース」でも「ナオミ・オオサカが、ジェニファー・ブレイディを6-4、6-3で打ち負かし、メルボルン・パークで2度目の全豪優勝を果たした」の見出しで結果を詳報。「日本のスターは9月の全米オープンから2大会連続でメジャーのタイトルを獲得した。その若さにして4度目の栄冠である」と23歳の快進撃を驚きをもって伝えている。
昨年8月から負け知らずの快進撃。また4大大会で準々決勝まで進めば12連勝と、無類の勝負強さを発揮している大坂。試合後のインタビューでは東京五輪や、全仏オープンへの思いも口にしていたが、どんな足跡をたどるのか楽しみだ。(THE ANSWER編集部)
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