大坂なおみの本当の強さ 敗戦ブレイディが体感「重要な場面でリスクを冒せる」

THE ANSWER / 2021年2月21日 11時3分

全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝を果たした大坂なおみ【写真:AP】

■ブレイディが会見で大坂の強さに言及

 テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。25歳のブレイディは初の4大大会決勝で準優勝に終わり、会見では大坂の強さについて言及している。

 初のグランドスラム決勝の舞台に立ったブレイディ。第1セットで粘りを見せたが、肝心の場面でミスが出て取り切れなかった。第2セットは大坂のパワーの前に屈した格好に。対大坂はこれで1勝3敗となった。昨年の全米オープンでは準決勝でフルセットの激戦を演じ、今大会ではファイナルで激突し涙を飲んだ。「大坂の強さ」を問われると、ブレイディはこう答えている。

「彼女は、それが必要な時に本当に良いプレーをした。必要な時に良いショットを打っていた。それらの(大事な)ショットを打つのが最も難しい場面でね。そして重要な場面で相手に守備を強いる。サービング・フォー・ザ・マッチの時のように。彼女はニューヨーク(全米オープン準決勝)でも同じことした。彼女はサーブに自信を持っているから、サービング・フォー・ザ・マッチなど重要な場面でリスクを冒せる。(そういった相手と)対戦するのはタフなもの」

 大坂のここぞという場面での勝負勘、集中力を称えている。その源にあるものがサーブへの自信だとも感じ取ったようだ。

 23歳にしてグランドスラム4勝目を手にした大坂。今後もライバル関係が続くであろう、2歳下の“女王”について、ブレイディはさらにこう続けている。

■セリーナ、フェデラーと比較して…「もしかしたら到達するかもね」

「グランドスラム決勝に4度出場して4度優勝している。難しい事。彼女はとてもアグレッシブにプレーし、相手に、良いパフォーマンスをしなければいけない、というプレッシャーをかけてくる。全てのテニス選手ができることではない。大きな敬意を示す。彼女は偉大な選手」

 大坂から受けるプレッシャーは並大抵のものではないようだ。素直に認め、“偉大な選手”だと拍手を送っている。

 さらに質問者から「ウィリアムズ姉妹やフェデラーのような“真のチャンピオン”の性質を感じるか」という問いには、こう答えている。

「分からない。正直彼女の試合をそんなに見ていないから」と前置きしつつも、「彼女は大事な場面で最高のパフォーマンスを発揮する。彼女は4度グランドスラムを制し、その舞台で何をしているのか理解している。自分やチームに自信を持っている。でも彼女は“神”ではない。セリーナはそうかもしれないけど(笑)。もしかしたら(大坂もそのレベルに)到達するかもね。彼女は素晴らしいテニス選手だけど、私たちはあなたとそれほど変わらないかもよ」。

 現時点ではセリーナや、ロジャー・フェデラー(スイス)の域には達していないとしつつも、秘めるポテンシャルには太鼓判を押している。今大会での自身のプレーにも大きな手応えを感じている様子のブレイディだが、また同時に大坂の強さも身に染みたようだ。(THE ANSWER編集部)

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