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ついに得点圏で適時打、大谷が「簡単に打点」 打率.341残す打撃術に敵地解説もお手上げ

THE ANSWER / 2024年4月30日 14時3分

ダイヤモンドバックス戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■5戦ぶりのマルチ安打…確実に逆方向へ運ぶ姿に放送席びっくり

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発し、8回の第5打席は無死一、二塁という好機で左前へ2試合ぶりの適時打を放った。いともたやすく安打を記録する姿に、敵軍の放送席が「非常に安定している」「簡単に打点を得た」と驚いている。

 この打席、大谷は4番手左腕アレンの2球目、90.5マイル(約145.6キロ)の高めカットボールをとらえた。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)の適時打で、8-4とリードを広げるダメ押し点を叩きだした。

 逆方向へ確実に運ぶ大谷の技術に驚きの声を上げたのが、ダイヤモンドバックス側の放送席だ。実況のスティーブ・ベルテオーム氏が「逆方向へ放った」と口にすると、解説のボブ・ブレンリー氏は「オオタニはバッターボックスで非常に安定している。速球もとらえるし、緩いボールを待つこともできる」と打撃術を称え、「左翼に叩き込んで簡単に打点を得た」とお手上げだった。

 大谷は初回の打席でも中前打を放っており、4打数2安打1打点で打率を.341とした。5試合ぶりのマルチ安打を記録。得点圏でなかなかヒットが生まれない点が指摘されていたが、その声も跳ねのけた。チームは8-4で勝利している。(THE ANSWER編集部)

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