好調・角田裕毅に争奪戦の可能性? 英専門メディア指摘「F1市場で関心を引いているのは…」
THE ANSWER / 2024年5月27日 11時3分
■モナコGPで8位入賞
自動車レースのF1は26日(日本時間27日未明)、今季第8戦モナコGPの決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(RB)は8位でフィニッシュ。自身モナコでの初ポイントを獲得した。英専門メディアは角田をモナコGPの「勝者」に選出。「ツノダが2025年のF1ドライバー市場で関心を引いているのは少しも不思議ではない」と争奪戦が起きる可能性も示唆している。
レースはスタート直後、いきなり赤旗が出て中断する波乱の展開。後方でペレス(レッドブル)がマグヌッセン(ハース)に突っ込まれスピンし、壁に激突してマシンが大破。両者リタイアに追い込まれた。さらにガスリー(アルピーヌ)にチームメートのオコンが接触。後輪が浮き上がるという場面もあった。モナコの狭いコースならではの事件が続いた。
8番手スタートの角田は、いずれのクラッシュにも巻き込まれなかった。40分近い中断ののちに再スタート。追い抜きが難しいコースで、各車スローペースを守った。アルボン(ウィリアムズ)に迫られながらも我慢の走りで抑え込み、スタートと同じ8位でフィニッシュ。英専門メディア「ザ・レース」は「F1の2024年モナコGPの勝者と敗者」と題する記事で、角田を「勝者」の1人に挙げた。
記事は角田が1周回遅れだったことを指摘し、「彼の今季の中で最も輝かしい結果とはならないだろう。そして確かに、8位の座はペレスとアロンソが予選で伸び悩んだからこそ手に入ったものかもしれない」と前置き。「しかし、今年の中盤のバトルはそういう機会を利用するために正しい位置にいられるかに尽きる。そしてツノダよりもそれを上手くやっているドライバーはいない」と強調した。
ここ最近の6つのGPでポイント圏内でのフィニッシュは5回目。スプリントも含めれば8つの機会のうち6つでポイントを獲得しており、すでに昨季の自身の総得点を上回った。記事は「ツノダが2025年のF1ドライバー市場で関心を引いているのは少しも不思議ではない。この形が続けば、よりビッグなチームが注目したくなるだろうか?」と、角田の獲得争奪戦が起きる可能性も示唆している。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
角田裕毅にとって「ベストな選択」 米記者が去就巡り指摘「トップクラスの車で見たい」
THE ANSWER / 2024年6月5日 15時3分
-
F1角田裕毅のライバルに浮上した日本人ドライバー レッドブル重鎮が注目発言「見ていく必要ある」
THE ANSWER / 2024年6月4日 8時13分
-
F1角田裕毅に迫る“シート喪失”の危機、移籍先に浮上した「3チーム」を英指摘「チャンスは十分ある」
THE ANSWER / 2024年5月31日 5時13分
-
F1角田裕毅の影響は「予測できない」 固定化進むシート争いで波乱の目に「賽は投げられた」と海外報道
THE ANSWER / 2024年5月29日 21時3分
-
角田裕毅に「レッドブル2番手を争う資格」の声も 早くも昨季超える「19」に海外記者も成長指摘
THE ANSWER / 2024年5月29日 19時33分
ランキング
-
124号・大谷翔平が69年ぶり偉業 到達した「9」を米メディア報道「LAドジャースの新記録だ」
THE ANSWER / 2024年6月26日 10時2分
-
2大谷翔平、24号直後に“逆走”の珍場面 一塁ベース踏みに戻る ネット「何?」「珍しい」
THE ANSWER / 2024年6月26日 9時20分
-
3「デカすぎんだろ」 身長220cmの17歳・中国バスケ女子に日本人唖然「脅威すぎないか…」
THE ANSWER / 2024年6月26日 7時13分
-
4マウンドでいきなり嘔吐、167キロ右腕に悲劇 衝撃光景に実況も大慌て「Oh…」
Full-Count / 2024年6月26日 14時7分
-
5八村塁&渡邊雄太、パリ五輪の日本代表最終候補に 7月韓国戦出場へ、日本バスケ協会が16名発表
THE ANSWER / 2024年6月26日 16時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください