モナコGPで起きたF1史上初の珍事 予選から変わらぬトップ10に海外ファン「うたた寝しちゃうよ」
THE ANSWER / 2024年5月27日 18時3分
■1位から10位までスターティンググリッドから順位変わらず
自動車レースのF1は26日(日本時間27日未明)今季第8戦モナコGPの決勝を行い、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。唯一の日本人ドライバー角田裕毅(RB)は8位でフィニッシュ。自身モナコでの初ポイントを獲得した。この日、F1史上初の珍事が起こっていたと米専門家が指摘。海外ファンからは「歴史上最も退屈なレース」「うたた寝しちゃうよ」といった声が上がっている。
レースはスタート直後にクラッシュが続き、いきなり赤旗が出る不穏な始まり。約40分の中断ののち再スタートしたものの、スローペースで追い抜きがほとんどない展開となった。そんな中生まれた珍事を、F1公式サイトなどで統計データを扱う米専門家のショーン・ケリー氏が自身のXで紹介。「F1史上初めて、トップ10がスターティンググリッドの順番通りにフィニッシュした」と記した。
1位のルクレールから10位のピエール・ガスリー(アルピーヌ)まで全員が予選の結果通りの並び。同氏が執筆したF1公式サイトの「事実とスタッツ」と題する記事によると、これまでの記録はトップ6までがグリッドの順番通りにフィニッシュした2018年のモナコGPとシンガポールGP、2021年のベルギーGPだったという。同氏の投稿には海外ファンから様々な声が寄せられた。
「つまり、歴史上最も退屈なレース」
「これは素晴らしいスタッツだ! 今まで起こったことがなかったなんてクレイジーだ!」
「端的に言うと、退屈だった」
「寝落ちしてしまったから結果を知れてよかった」
「このトラックじゃ全く抜けない」
「車がデカすぎる。2008年のサイズに戻すべき」
「史上最悪」
「これはよくない」
「うたた寝しちゃうよ」
モナコ出身のルクレールが悲願の母国初優勝を果たしたが、同記事によると、F1が1950年に世界選手権制になって以降、モナコ出身の選手が同GPで優勝するのも史上初だという。(THE ANSWER編集部)
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