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高橋藍の契約金は「お家が2つ」「他のプロスポーツに引けを取らない額」 サントリーGMが夢ある契約を説明

THE ANSWER / 2024年5月28日 10時56分

サントリー入団会見で栗原GM(左)と握手する高橋藍【写真:中戸川知世】

■サントリー入団会見

 バレーボール男子日本代表の高橋藍が28日、都内で入団会見に登場した。イタリアリーグ1部・モンツァから国内Vリーグ1部王者の強豪サントリーに移籍。今夏のパリ五輪、10月からスタートする国内最高峰の「SVリーグ」でも活躍が期待される。単年契約で、契約金などは非公表。移籍の決め手については、栗原圭介GMの「目力」と「力強い言葉」も挙げ「率直に嬉しかった」と笑顔だった。

 高橋は黒のスーツに赤のネクタイで、栗原GMと登壇。背番号12のユニホームを手渡されると、シャツの上から着用。「RAN」の背ネームも見せた。SVリーグを選んだ理由は「日本の緻密なバレーボールに世界トップ選手のパワーが加わることで、自身が成長できる環境だと感じた」と話し、サントリーを選んだ理由は「世界一を目指しているクラブであることが一番重要。(サントリーは)世界一を目指せるチーム。一員として戦えることが楽しみ」と語った。

 栗原GMは契約について、高橋の希望で単年契約であると明かし、契約金などは非公表としたが「バレーボール選手という職業に、夢を持ってもらえるようなオファーを出した」と語った。金額についての質問には「車は買える。お家も……買えると思います」と苦笑いで語るにとどめた。その後、追加質問を受け「東京では難しいかもしれませんけど、お家が2つ(買える)」「他のプロスポーツに引けを取らない額を提示したと思っている」と表現した。

 移籍の決め手について問われた高橋は「去年、世界クラブ選手権でサントリーさんが3位になったり、世界で戦えるクラブであると証明する中で、自分自身も新たな経験ができるのではないかと考えた」などと話し、栗原GMとのやり取りについては「2年、3年に渡りオファーをいただいていた。栗原さんの目力というか(笑)。力強い言葉をいただいて、一緒に世界一を目指して頑張りたいといっていただいた。率直に嬉しかったですし、サントリーさんならそれを目指して頑張れると、最終の決め手になった」と明かした。

 22歳の高橋は188センチのアウトサイドヒッター。京都・東山高3年時に全日本高校選手権で優勝。2020年に日体大に進学し、21年11月から世界最高峰と言われるイタリアリーグでプレー。3季目の23-24年はモンツァで中心選手として準優勝に貢献した。日本代表には20年2月に初選出。21年東京五輪でもプレーした。

 明るいキャラクター、端正な顔立ちなどから日本代表の中でも屈指の人気を誇り、インスタグラムのフォロワー数は202万人。国内外を問わず注目される存在だ。大阪を拠点にするサントリーには2歳上の兄・塁も所属しており、兄弟でのプレーにも注目が集まる。

 来月4日から福岡・北九州で開催されるネーションズリーグ日本ラウンドから日本代表に合流予定。既にパリ五輪の出場権は獲得しているが、五輪での有利な抽選結果を得るために世界ランク上位5位以内を目指す。現地25日まで行われたブラジルラウンドを3勝1敗で終えた日本男子の世界ランクは現在4位。日本ラウンドには主将・石川祐希も参戦予定で、イラン、ドイツ、ポーランド、スロベニアと対戦する。(THE ANSWER編集部)

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