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パリ五輪全競技をGetty Imagesが撮影 IOC公式フォトエージェンシー、最新技術でコンテンツ提供

THE ANSWER / 2024年5月28日 18時2分

東京五輪に出場した卓球男子の張本智和【写真:Getty Images】

■Getty Imagesが発表

 世界有数のビジュアルコンテンツクリエーターであり、マーケットプレイスである「Getty Images(ゲッティイメージズ)」は受賞歴のあるフォトグラファー、エディター、オペレーションスタッフが2024年パリ五輪の全競技の写真撮影、配信を担当することを28日までに発表した。

 ゲッティイメージズは写真や動画などを取り扱う世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー。パリ五輪は140人のフォトグラファーとエディターチームを編成し、革新的な独自の技術を駆使して、7月26日の開会式から8月11日の閉会式まで250万枚以上の写真を撮影する。

 陸上、体操、水泳などの屋内スポーツでは、最新技術を導入し、水中や会場の屋根にカメラを設置することでユニークなアングルでの撮影も可能に。大会期間中、国際オリンピック委員会(IOC)の公式フォトエージェンシーとして、全ての式典と競技を記録することに加え、メディア関係者、スポンサー、ライセンシー向けに魅力的なコンテンツを撮影するという。

 ゲッティイメージズのエディトリアル部門グローバルヘッドを務めるケン・マイナルディス氏は発表を通じ、以下の通りコメントした。

「オリンピックという他に類を見ないイベントにより、ゲッティイメージズの名高いビジュアルとクリエイティブの専門知識は、世界最大のスポーツイベントの最も象徴的な瞬間を、新鮮かつ革新的な方法で、ほぼリアルタイムに、世界中のメディア関係者、オリンピックパートナー、ライセンシー、ファン向けに永遠に残すことができます。

 最新技術を駆使し、受賞歴のあるスポーツフォトグラファーや、エディターのグローバルチームと連携することで、全ての式典と競技をカバーし、記録的な速さで、世界中のお客様に現地での体験をお届けする素晴らしいコンテンツを提供することができます」

 ゲッティイメージズは、60人のエディトリアルフォトグラファーを配備し、フランスとその領土にある38の五輪競技会場すべてをカバーし、撮影された写真を世界中の40人以上のエディターがリアルタイムで編集する。ゲッティイメージズ独自のネットワークとソフトウェアにより、わずか30秒でgettyimages.comに写真を配信することが可能になり、式典や競技で撮影された本物の写真を、ゲッティイメージズの世界中の顧客に即時に伝えることができるようになる。

▽ゲッティイメージズとオリンピック

1968年にAllsport社として、その後ゲッティイメージズとして、14の夏季大会と14の冬季大会を取材。1896年のアテネ五輪までさかのぼる、世界最大級の五輪映像アーカイブを保有している。1992年のバルセロナ五輪以降、IOC公式フォトエージェンシーとして、新型コロナウイルス感染拡大の影響で各国のメディアの人数が制限された東京五輪においても、唯一の公式フォトエージェンシーとして、全競技の写真や動画の撮影および配信をした。(THE ANSWER編集部)

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