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欧州競馬の良血3歳馬に驚愕 短距離戦なのに20馬身差圧勝、英メディア「10馬身以上…」

THE ANSWER / 2024年5月28日 20時3分

欧州競馬1400m戦で20馬身差をつける圧勝劇が生まれた(画像はイメージです)

■英チェスター競馬場で行われた牝馬限定戦

 欧州競馬で驚異の圧勝劇が生まれた。現地24日に英チェスター競馬場で行われた牝馬限定戦で、フェアポイント(牝3・ベケット、父ファー)がデビュー4戦目で初勝利を飾った。2着馬につけた差は何と20馬身。しかも芝1400メートルの短距離戦とあって、英専門メディアも「悠々と走って10馬身差以上の圧勝」と驚愕している。

 完全な一人旅となった。4頭立てで行われたレースは4コーナー手前でフェアポイントの鞍上マルコ・ジアーニ騎手がゴーサイン。脚色の差は歴然としており、並走馬はあっという間に突き放された。1発、2発とムチを入れたジアーニ騎手は後方を振り返る余裕で、最後は追うのをやめて流してゴール。2着馬に20馬身差をつける圧勝劇だった。

 英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」の公式X(旧ツイッター)は動画を公開。「ポイント、でかした! フェアポイントがチェスター競馬場の開幕戦で悠々と走り、10馬身以上の差をつける勝利!」とつづって、衝撃を伝えている。

 大逃げなどがある長距離戦ではしばしば見られる光景だが、1400メートルの短距離戦でここまでの差がつくのは、相手レベルがあるにせよ、かなりのレアケース。ちなみにフェアポイントの全兄は仏G2ミュゲ賞など重賞5勝をマークし、フランスの名門ファーブル厩舎に所属するトリバリスト(牡5)とあって、将来が期待できそうだ。(THE ANSWER編集部)

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