今永昇太、米国で称賛広がる“日本人には珍しくない”振る舞い「日本文化は敬意に満ちている」
THE ANSWER / 2024年5月29日 6時41分
■試合中の振る舞いに注目
米大リーグ・カブスで1年目から防御率0.84と大活躍している今永昇太投手。そのキャラクターでもシカゴで愛される存在になっているが、米メディアに取り上げられて話題になっているのはマウンド上で見せる仕草だ。現地で番組出演した際に行動の理由を語っていたが、これを知った米ファンから「自分がカブスファンなのが嬉しいよ!」「日本の日常は敬意のもとに成り立っているんだ」などと称賛を浴びていた。
米スポーツ専門局「ESPN」の番組「パット・マカフィー・ショー」に出演したときのこと。司会のパット・マカフィー氏から尋ねられたのは、試合中に球審に対して見せる仕草のことだった。
新しいボールを受け取る際、今永は帽子のつばに手を当てて、頭を下げている。日本ではよく見られる光景で、特別珍しいわけではないが、米国では礼儀正しい振る舞いとして称賛を受けている。MLBの公式Xで取り上げられるほどだった。
マカフィー氏から「それは日本でやっていたのか、それが日本で普通なのか。ただ単に審判が嫌いで話したくないからお辞儀しているのか」とジョーク交じりに聞かれた今永は、笑いながら「日本では帽子をとって相手にお辞儀をするというのが一つの礼儀として伝統はあるということと、礼を学んで成長してきたので、プロ野球でもやっていた。あと、審判の人は決して嫌いではないです」と笑顔で返していた。
放送後、「ESPN」の番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムでも「敬意を示す日本の伝統」として今永の振る舞いが紹介されると、米ファンからは「自分がカブスファンなのが嬉しいよ!」「日本の日常は敬意のもとに成り立っているんだ」「今までたくさんの文化に触れてきたけど、日本の文化は最も敬意に満ちているよ」「良いね」「素敵だわ」などと称賛が集まっていた。
番組内で今永は「本当は帽子を取りたいんですけど、帽子を取っているとピッチクロックバイオレーションをとられるので」とも説明。マカフィー氏に感心されていた。(THE ANSWER編集部)
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