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ボクシング世界王者・重岡銀次朗が7.28にV3戦 世界の名王者助言で豪快KOへ「いつも狙っている」

THE ANSWER / 2024年5月29日 14時37分

会見に臨んだ重岡銀次朗【写真:浜田洋平】

■重岡銀次朗が会見

 ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が29日、都内の所属ジムで会見し、7月28日に滋賀ダイハツアリーナで指名挑戦者の同級1位ペドロ・タドゥラン(フィリピン)と3度目の防衛戦を行うと発表した。プエルトリコの名王者にもらった助言を生かし、KO勝ちに繋げる。興行はABEMAで全試合無料生配信。戦績は24歳の重岡が11勝(9KO)、27歳のタドゥランが16勝(12KO)4敗1分。

 重岡はKO勝ちに照準を合わせた。3月31日に2回KO勝ちでV2成功。これまで熊本、大阪、愛知で試合をしてきたが、今回は世界戦初開催の滋賀だ。「いずれやると思っていた選手。今までの相手で一番強い」。好戦的なサウスポーの元IBF王者タドゥランはKO負けのないタフさを誇る。重岡は「どう倒して勝つか。いつもKOを狙っている。根性のある選手を倒すことに意味がある」と闘志を燃やした。

 昨年4月にレネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回KO勝ちした暫定王座決定戦が、IBFの年間最高KO賞に選出された。「まだ早い」と謙遜するが、数ある世界の名ボクサーがいる中、ミニマム級でKO賞に輝くのは異例だ。

 今月10日にプエルトリコで行われたIBF年次総会で授賞式に出席。現地の名門・カルデロンジムで1日だけ練習した。同ジムの会長はWBO世界ミニマム級王座を11度、WBO世界ライトフライ級王座を6度防衛したイヴァン・カルデロン氏だ。身長153センチの重岡は体格的に不利になることが多いため、「もっと頭を振れ! 振るのが少ないぞ!」とアドバイスをもらったという。

「中に入ることと動き続けること。課題にしていたディフェンス面を言われてヒントになりました。ずっと足を動かしながら頭も振るのは難しい。癖をつけていきたい」と克服に意欲。防御から攻撃に繋げれば、さらなる豪快なKOも期待できる。今後はタドゥランと同じフィリピンからサウスポー2人をスパーリングパートナーとして招聘。6週間、実戦練習を重ねていく。

 今回は元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏が主催する興行「奥井グループ presents 3150FIGHT vol.9」として開催される。同氏は「期待通りの試合をしてくれる本当に強い王者」と重岡を信頼。前戦の同じ興行に出場した兄・優大がWBC同級王座から陥落した。重岡は世界戦初のメインイベントを任され、兄にセコンドについてもらうという。「責任を持って盛り上げたい」とKO勝ちを誓った。(THE ANSWER編集部)

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