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亀田興毅氏が描くボクシングの地方開催の狙い 滋賀初の世界戦へ「子どもの記憶は残る。衝撃を」

THE ANSWER / 2024年5月29日 15時6分

会見に臨んだ亀田興毅氏(左)と重岡銀次朗【写真:浜田洋平】

■重岡銀次朗が7.28にV3戦

 ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が29日、都内の所属ジムで会見し、7月28日に滋賀ダイハツアリーナで指名挑戦者の同級1位ペドロ・タドゥラン(フィリピン)と3度目の防衛戦を行うと発表した。滋賀では世界戦初開催。主催する元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、地方開催の狙いを明かした。興行はABEMAで全試合無料生配信。戦績は24歳の重岡が11勝(9KO)、27歳のタドゥランが16勝(12KO)4敗1分。

 今回は亀田氏が主催する興行「奥井グループ presents 3150FIGHT vol.9」として開催。3150FIGHTは大阪で始まり、東京、岡山、名古屋で開催してきた。都市部開催が多いボクシング興行を地方に広げていく方針。「各地で世界戦を生で届けたい。ボクシングを再興していくのは最初から同じ」と立ち上げ当初の理念を貫き、想いを明かした。

「地方ではテレビ、スマホでしか見られない。滋賀での世界戦は初めてですが、長い間3150FIGHTを応援してくださるスポンサーの方々は全国にいます。みんなに届けていきたいし、スポーツとして盛り上げていこうと。来年は滋賀で国民スポーツ大会(国体)がありますし、ボクシングも滋賀に持って行きたいというのがスタートです。

 目の前で見たら『スポーツって凄いな』と思ってファンになってくれるはず。そこから増やしていきたい。東京はエンタメに溢れていますし、逆に地方でやるのも大事。『ボクシングをやりたい』と小さな子が思ってくれると思う。子どもの頃の記憶は残るから。インパクトを与えたいですね」

 自身も90年代に京セラDで辰吉丈一郎の試合を観戦。「ずっと覚えている」と思い出がある。滋賀では子どもたちを招待する予定だ。「4回戦の子から丁寧に」と選手をデビューから熱心に売り出し、最近では3150FIGHTに出たいという海外選手からのオファーも増えてきたという。

 重岡は看板ボクサーの一人。兄・優大がWBC世界ミニマム級王座から陥落したが、亀田氏は「いつか兄弟そろったら、ダブル世界戦を熊本でやりたい」と重岡兄弟の地元開催も夢に描いた。(THE ANSWER編集部)

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